----この映画、なんだか『ロード・オブ・ウォー』とかぶるんだけど……。
「キャッチコピーが『地球は陰謀でできている』だものね。
でもあれより、もっとタッチがクール。
ほとんどドキュメンタリーでも観ているかのようだ。
というのも監督・脚本が
『トラフィック』の脚本を担当したスティーブ・ギャガン。
いくつものエピソードを並行して描きながら、
クライマックスですべてが繋がってくる」
----でも、そう言うのって、
頭がクリアーじゃないと難しそう。
「そうなんだ。
実際、この映画が終わった後周囲から漏れ聞こえるのは
『いい映画だけど・・・』と後が続く言葉ばかり。
その後に続く言葉が『よく分からない』『難しい』と言うものばかり」
----どういうこと?少し詳しく話してよ。
「そうだね。この映画に関しては
ぼくも予習が必要だと言う気がする。
少し話しておこうかな。
○ボブ(ジョージ・クルーニー)はCIAのベテラン諜報員。
そのキャリアに終止符を打とうとする彼に、
アラブの王位継承者を暗殺せよと言う極秘指令が下る。
○ブライアン(マット・デイモン)は新進気鋭のエネルギー・アナリスト。
アラブ某国のハマド王が主催するパーティに招かれた彼だが、
そこのプールで息子が溺死。
それに責任を感じたナシール王子は彼を相談役に取り立てる。
ブライアンは王子に、大国に石油を委ねるより、
自国での採掘を目指すべきだと大胆な提案をする。
○ベネット(ジェフリー・ライト)はワシントンで働く弁護士。
アメリカ最大の石油企業コネックス社と
カザフスタンの採油権を獲得したキリーン社の合併で
コネックス社に有利なように動くことが彼に課せられた任務。
そんな中、ベネットのボス、ディーン(クリストファー・プラマー)は
コネックス社の採掘契約を打ち切ったナシール王子に代えて、
アメリカの言いなりになる第二王子を王位継承者にするよう
ハマド王に働きかけ始める……。
○ワシーム(マズハール・ムニール)は
パキスタンからナシール王子の国へ出稼ぎに来た青年。
しかしナシールが採油権を中国に渡したため、
コネックス社で働いていた彼は父とともに解雇を言い渡されてしまう。
やがて彼は地元のイスラム進学に通い始め、
次第にイスラム教の過激な教義に引き込まれていく」
----ふぅ~っ。確かにややこしいや。
でも俳優が豪華だね。
「そうだね。
ジョージ・クルーニーなんて
まるでジャンカルロ・ジャンニーニみたい。
体重もけっこう増やしたようで、
レストランに行っても本人とは気づかれずに、
席さえも用意してもらえなかったらしい。
あと、マット・デイモン。
彼の知性あふれる演技も見ものだね」
----「まっと・でいもん」…じゃなかったんだね。
「あれっ、いつの間にあの人形劇観たの?」
----しかし今日は中身の薄い話だったなあ。
「たまにはいいじゃない」
----そうかなあ。納得いかないなあ。
(byえいwithフォーン)
※注意していないと置いていかれる度
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※画像はアメリカのオフィシャルのダウンロード・サイトよりオリジナル・ポスターです。
「キャッチコピーが『地球は陰謀でできている』だものね。
でもあれより、もっとタッチがクール。
ほとんどドキュメンタリーでも観ているかのようだ。
というのも監督・脚本が
『トラフィック』の脚本を担当したスティーブ・ギャガン。
いくつものエピソードを並行して描きながら、
クライマックスですべてが繋がってくる」
----でも、そう言うのって、
頭がクリアーじゃないと難しそう。
「そうなんだ。
実際、この映画が終わった後周囲から漏れ聞こえるのは
『いい映画だけど・・・』と後が続く言葉ばかり。
その後に続く言葉が『よく分からない』『難しい』と言うものばかり」
----どういうこと?少し詳しく話してよ。
「そうだね。この映画に関しては
ぼくも予習が必要だと言う気がする。
少し話しておこうかな。
○ボブ(ジョージ・クルーニー)はCIAのベテラン諜報員。
そのキャリアに終止符を打とうとする彼に、
アラブの王位継承者を暗殺せよと言う極秘指令が下る。
○ブライアン(マット・デイモン)は新進気鋭のエネルギー・アナリスト。
アラブ某国のハマド王が主催するパーティに招かれた彼だが、
そこのプールで息子が溺死。
それに責任を感じたナシール王子は彼を相談役に取り立てる。
ブライアンは王子に、大国に石油を委ねるより、
自国での採掘を目指すべきだと大胆な提案をする。
○ベネット(ジェフリー・ライト)はワシントンで働く弁護士。
アメリカ最大の石油企業コネックス社と
カザフスタンの採油権を獲得したキリーン社の合併で
コネックス社に有利なように動くことが彼に課せられた任務。
そんな中、ベネットのボス、ディーン(クリストファー・プラマー)は
コネックス社の採掘契約を打ち切ったナシール王子に代えて、
アメリカの言いなりになる第二王子を王位継承者にするよう
ハマド王に働きかけ始める……。
○ワシーム(マズハール・ムニール)は
パキスタンからナシール王子の国へ出稼ぎに来た青年。
しかしナシールが採油権を中国に渡したため、
コネックス社で働いていた彼は父とともに解雇を言い渡されてしまう。
やがて彼は地元のイスラム進学に通い始め、
次第にイスラム教の過激な教義に引き込まれていく」
----ふぅ~っ。確かにややこしいや。
でも俳優が豪華だね。
「そうだね。
ジョージ・クルーニーなんて
まるでジャンカルロ・ジャンニーニみたい。
体重もけっこう増やしたようで、
レストランに行っても本人とは気づかれずに、
席さえも用意してもらえなかったらしい。
あと、マット・デイモン。
彼の知性あふれる演技も見ものだね」
----「まっと・でいもん」…じゃなかったんだね。
「あれっ、いつの間にあの人形劇観たの?」
----しかし今日は中身の薄い話だったなあ。
「たまにはいいじゃない」
----そうかなあ。納得いかないなあ。
(byえいwithフォーン)
※注意していないと置いていかれる度
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※画像はアメリカのオフィシャルのダウンロード・サイトよりオリジナル・ポスターです。
ノラネコさんのところ、おうかがいしました。
ノラネコさんがお書きになっていることに全面的に同意します。
この映画は登場人物それぞれの心理の動きが描かれていない。
事象だけをバラバラに分解して見せたって、
それはエモーショナルなものにはなりえない。
感動からはほど遠いものでした。
当たったと言っても作品賞間違えたからダメですね。(^^; ....
ジョージ・クルーニーみたいに
●○kg太ったとかやせたって言うのに、
アカデミーは弱いところあるみたい。
でも『クラッシュ』か。
イーストウッドも喜んでいるでしょう。
さて『ナイロビの蜂』は必見です。見応え十分。
ラストは好き嫌い分かれそうですが…。
『カポーティ』は恵比寿ガーデンとシャンテだったかな。
SONYから秋公開の予定です。
描いている事も、それ程衝撃的でも斬新でもなくて、割と誰でも知ってる事だし、これしきの内容をここまで複雑で判り難いスタイルで撮る必要があるのか。
ぶっちゃけ私には「下手糞な脚本」に見えちゃったんですよね。
誰に見せて何かを訴えたかったというよりも、作り手の自己満足を感じてしまいました。
助演男優賞、ジョージ・クルーニーが本作で獲りましたね!実は、私も個人的にはポール・ジアマッティを応援しておりました。でも、ジョジクルのスピーチはユーモアから始まり締めはキッチリ真面目にまとめていたのには感服しまくりでした。色男なだけじゃない、切れ者だな彼は!って。
作品賞は「ブロークバック・マウンテン」にいくとばかり思い込んでいたので「クラッシュ」が獲った時はビックリしました。大喜びする出演者を見ていたら、何かもらい泣きしそうになりましたよ。
「ナイロビの蜂」とても興味を持ちました。えいさんの記事を読んで更に観に行く気満々になりました。見応えありそうですね!
「カポーティ」は、秋予定なのですか?アカデミー賞の結果を受けて少し早まったりする事はあるのでしょうか?取りあえず「MI-3」で我慢しようと思います。
いやあ、この映画はギリギリついていけたと言う感じでした(汗)。
で、いまここを読み返すと、
ストーリーと言うか、それぞれの関係ばかりを書いている。
観たとき、これがアカデミーじゃ
やってられないと思ったのを思い出しました(笑)。
それでストーリーを書いたのですが、
いまから観る人のために少しはお役に立てるかも…。
激しく後悔しました。
これからは先に拝読してから出かけます。
でも映画が終わった後に後ろに座ってた外人集団が
あれは誰だ??なんの話??みたいな話で盛り上がってたんで
外人さんも分からないんだなーとちょぴっと安心したのでした^^
『シリアナ』がノミネートされている主要部門は
助演男優賞(ジョージ・クルーニー)と
オリジナル脚本賞ですね。
アカデミー予想どこでもやらなかったのでここでちょっと。
助演男優はマット・ディロンかな。
ポール・ジアマッティに取ってほしいけど。
オリジナル脚本賞は『クラッシュ』のような気がします。
ついでに
主演男優がフィリップ・シーモア・ホフマン、
主演女優がリーズ・ウィザースプーン。
助演女優はレイチェル・ワイズを希望。
でもエイミー・アダムスが取るでしょう。
で
作品、監督、脚色が
『ブロークバック・マウンテン』。
テクニカルな賞はおいといて
外国語映画賞が『Paradise Now』かな。
スティーヴン・ギャガン、恐るべし。こんなに頭のいい人がハリウッドに居たなんて!と、何か嬉しい気分で劇場を後にしました。
明日は、いよいよ「アカデミー賞受賞式」ですね。「シリアナ」がいくかわからないけれど、結果が楽しみです♪
そうです!中東の知識がない、公式HPで予習しなかった、原作も読んでない。全部僕が悪いんです・・・でも、よく解らんかった・・・
疲れる映画でしたね。
集中力がないとキツいです。
ラストは見事に収束しましたが、
終映後、知人(女性)が宣伝部の人に
「最高です。感動しました」と言っているのを観たときには、
自分の頭の悪さを呪い、凹みました。
これほど、予備知識必要とする映画もそうないと思います。
観たあとも何だかどんより。
残念ながらワタシには理解できなかったです