(原題:Sweeney Todd THE DEMON BARBER OF FLEET STREET)
-----この映画って、ミュージカルなんでしょ。
ティム・バートンにしては少し珍しくニャい?
「そうだね。
でも、その内容からしてバートン向き。
確かに“歌”はあるものの、
そのベースはサイレント期のユニヴァーサル・ホラーって感じ。
そこにハマー・プロのドラキュラものよろしく
血塗られた映画に仕上げている」
-----やはりスプラッター・シーンは多いんだ。
「それはもう、やりすぎじゃないかと思うほど。
まあ、内容が内容だから仕方ないけどね。
ここで、この物語をおさらいしておこう。
舞台は19世紀のロンドン。
フリート街で理髪店を営むベンジャミン・パーカー(ジョニー・デップ)。
彼はその美しい妻に目を付けた悪徳判事ターピン(アラン・リックマン)によって
監獄送りとなってしまう。
15年後に脱獄を果たした彼は
“スウィーニー・トッド”と名前を変えてフリート街へと戻ってくる。
そこで彼が大家のミセス・ラペット(ヘレナ・ボナム=カーター)から聞かされたのは、
妻が毒をあおり、娘がターピンの養女となっているという、おぞましい事実。
この世を呪うスウィーニー・トッドは商売道具のカミソリで
次々と客の喉をかっ切っていく。
しかもその死体は、ミセス・ラペットが作るミートパイの肉となるのだった…」
------そ、それはスゴいニャ。
原作は150年も前なんでしょ。
最初からそんなお話ニャの?
「最初の頃は、“復讐”の部分はなかったみたい。
確か、ぼくが以前に観たジョン・シュレシンジャー監督版(1997)にも
その話はなかったと記憶している」
------やはり“復讐”が加わることで
“愛”の要素は、かなり強くなるよね?
「そうだね。血塗られし狂気の愛。
畳み掛けるように殺人が行なわれるクライマックスなんて、
少し『ロミオとジュリエット』の墓場のシーンを思い出した。
ある偶発により、取り返しのつかない悲劇が起こってしまう」
----ニャるほど。『ロミジュリ』かあ…。
そういえば
予告ではジョニー・デップ、歌っていたけど
あれは吹き替えニャの?
「いやいや。
ちゃんと、自分で歌っているよ。
彼自身はかつてバンドを組んでいたものの、
ヴォーカルだったわけではなし。
ここまで喉を聞かせたのは初めてだから、
ファンも楽しみにしていいんじゃないかな」
----あの『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の
サシャ・バロン・コーエンも出ているんだよね。
「うん。
彼はインチキ理髪師を軽妙に演じている。
これも見どころの一つだね」
----ティム・バートン&ジョニー・デップ。
その組み合わせだけでも観たくなるのに、
さらに豪華なおまけがついているってワケだね。
「そういうこと。
しかもいつもに比べてノリやすい」
----ん?どういう意味?
「最近のティム・バートン映画って
最初はオモシロいんだけど
いつも後半失速している感があった。
でもそれって、彼独自の語り口で
あえてクライマックスをおかないようにしているのかもしれないんだけど…。
ところがこれはオリジナルがミュージカル。
大きく改変するわけにはいかない。
そのため後半、盛り上がっていくという通常の作劇術に乗っ取っているんだけど、
これがピタっとハマってるんだ」
----ティム・バートンって
長い間、CGを使わないことでも知られていたよね。
「うん。手作りの味わいね。
今回は、グリーンバックを極力避けて
きちんとしたセットを作っている。
その美術監督がフェリーニ映画で知られるダンテ・フェレッティ。
懐かしのマットペインティングなども使ってるみたい。
冒頭のロンドンの風景から引き込まれること間違いなし。
全体をとおしてモノクロに近く褪色させ、
そこに鮮血の赤だけが際立つ……。
特にラストの映像なんて、動く一枚の画みたい」
----“動く画”?
「う~ん。これは観てもらうしかないだろうね。
ティム・バートンは
このラストカットが一番撮りたかったのでは……なんて、
そんな気がする見事なショットだったね。」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ミセス・ラペットの向かいのパイ屋もひどいらしいニャ」
※ちょっとCM。けっこう凝ってるかも。
(画像のどこでもクリックしたら動画が観られます)
<
※血に弱い人には少しキツいかもだ度
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※画像はアメリカ・オフィシャル(ダウンロードサイト)より。
-----この映画って、ミュージカルなんでしょ。
ティム・バートンにしては少し珍しくニャい?
「そうだね。
でも、その内容からしてバートン向き。
確かに“歌”はあるものの、
そのベースはサイレント期のユニヴァーサル・ホラーって感じ。
そこにハマー・プロのドラキュラものよろしく
血塗られた映画に仕上げている」
-----やはりスプラッター・シーンは多いんだ。
「それはもう、やりすぎじゃないかと思うほど。
まあ、内容が内容だから仕方ないけどね。
ここで、この物語をおさらいしておこう。
舞台は19世紀のロンドン。
フリート街で理髪店を営むベンジャミン・パーカー(ジョニー・デップ)。
彼はその美しい妻に目を付けた悪徳判事ターピン(アラン・リックマン)によって
監獄送りとなってしまう。
15年後に脱獄を果たした彼は
“スウィーニー・トッド”と名前を変えてフリート街へと戻ってくる。
そこで彼が大家のミセス・ラペット(ヘレナ・ボナム=カーター)から聞かされたのは、
妻が毒をあおり、娘がターピンの養女となっているという、おぞましい事実。
この世を呪うスウィーニー・トッドは商売道具のカミソリで
次々と客の喉をかっ切っていく。
しかもその死体は、ミセス・ラペットが作るミートパイの肉となるのだった…」
------そ、それはスゴいニャ。
原作は150年も前なんでしょ。
最初からそんなお話ニャの?
「最初の頃は、“復讐”の部分はなかったみたい。
確か、ぼくが以前に観たジョン・シュレシンジャー監督版(1997)にも
その話はなかったと記憶している」
------やはり“復讐”が加わることで
“愛”の要素は、かなり強くなるよね?
「そうだね。血塗られし狂気の愛。
畳み掛けるように殺人が行なわれるクライマックスなんて、
少し『ロミオとジュリエット』の墓場のシーンを思い出した。
ある偶発により、取り返しのつかない悲劇が起こってしまう」
----ニャるほど。『ロミジュリ』かあ…。
そういえば
予告ではジョニー・デップ、歌っていたけど
あれは吹き替えニャの?
「いやいや。
ちゃんと、自分で歌っているよ。
彼自身はかつてバンドを組んでいたものの、
ヴォーカルだったわけではなし。
ここまで喉を聞かせたのは初めてだから、
ファンも楽しみにしていいんじゃないかな」
----あの『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の
サシャ・バロン・コーエンも出ているんだよね。
「うん。
彼はインチキ理髪師を軽妙に演じている。
これも見どころの一つだね」
----ティム・バートン&ジョニー・デップ。
その組み合わせだけでも観たくなるのに、
さらに豪華なおまけがついているってワケだね。
「そういうこと。
しかもいつもに比べてノリやすい」
----ん?どういう意味?
「最近のティム・バートン映画って
最初はオモシロいんだけど
いつも後半失速している感があった。
でもそれって、彼独自の語り口で
あえてクライマックスをおかないようにしているのかもしれないんだけど…。
ところがこれはオリジナルがミュージカル。
大きく改変するわけにはいかない。
そのため後半、盛り上がっていくという通常の作劇術に乗っ取っているんだけど、
これがピタっとハマってるんだ」
----ティム・バートンって
長い間、CGを使わないことでも知られていたよね。
「うん。手作りの味わいね。
今回は、グリーンバックを極力避けて
きちんとしたセットを作っている。
その美術監督がフェリーニ映画で知られるダンテ・フェレッティ。
懐かしのマットペインティングなども使ってるみたい。
冒頭のロンドンの風景から引き込まれること間違いなし。
全体をとおしてモノクロに近く褪色させ、
そこに鮮血の赤だけが際立つ……。
特にラストの映像なんて、動く一枚の画みたい」
----“動く画”?
「う~ん。これは観てもらうしかないだろうね。
ティム・バートンは
このラストカットが一番撮りたかったのでは……なんて、
そんな気がする見事なショットだったね。」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「ミセス・ラペットの向かいのパイ屋もひどいらしいニャ」
※ちょっとCM。けっこう凝ってるかも。
(画像のどこでもクリックしたら動画が観られます)
<
※血に弱い人には少しキツいかもだ度
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※画像はアメリカ・オフィシャル(ダウンロードサイト)より。
フリート街探検か……。
あちらにお住まいの方ならではの快挙(?)。
でも、いいところに目をつけられましたね。
フリート街を探して出かけてみました。(笑)
私の苦手と思っていたミュージカル仕立てでしたが、みんな歌も上手いし、何より切ない結末に感動しました。
ジョニー・デップがハマリ役でしたね。
に座布団一枚。
首切り=人事とかけたところも上手いなあ。
然し、このところ「Mr,Brooks」(ケヴィン・コスナ-憐れ!これはハサミですけど)とか、「Eastern Promises」(これも、理容師ですネ)とかの首斬りシ-ンばかり見ている気がします。流行っているのかな?もし、僕が人事課だったら、影響受けてエライことに!この作品人事課長さんにはお奨めできませんネ!!
>ヘレナボナムカーターがなぜか
大竹しのぶとかぶっちゃいました。
思わずニヤニヤしてしまいました。
今度、『黒い家』が韓国でリメイクされましたが、
ハリウッドだったら、
ヘレナ・=ボナムカーターで間違いないしですね。
血が多すぎ……
これ、配給の人も気にしていました。
女性にはキツいのではないかと…。
でも、結果、ヒットしているし。
恐るべし、バートン=デップ!
ですね。
ミュージカルなんてとんでもね~~~・・・。
それが。
キャージョニーが歌うって!!!
そういうヤツです。恐るべしジョニーデップ。(笑)
いやこのすごい方向転換。(爆)
残酷なのになぜか美しいと感じ、
やってることむちゃくちゃなんですが
悲しい切ないと思ってしまう。
コレがもうマジックでしたね。
ゴシックホラーを撮らせたら、
バートン×ジョニデは無敵かも。
PS:ヘレナボナムカーターがなぜか
大竹しのぶとかぶっちゃいました。(え)
報われない愛を描くのに、殺人鬼を容認する必要はないだろう??と、ちょっと疑問。。が、、
なんか、感情移入もできず、気持ち悪さが先にたって、ちょっと残念でした。
バートンの描く愛は決して嫌いではないんですが。。
先ほどノラネコさんのレビュー、拝見しました。
ぼくも『ビッ・フィッシュ』が
バートンのターニングポイントとなったと思います。
あの映画は、確かバートンが父親となり、
これまでとは違う立場に立たざるをえなくなった頃に、
その意志表明のように作られた作品。
トリュフォーで言えば『野性の少年』に位置していると思いました。
そのためか、“子供の時間は終わった”という
感じが強く滲み出ていて、
彼特有のやんちゃさが鳴りを潜めていました。
以前のバートン作品は、(ぼくの好き嫌いは別にして)
そんなテーマや物語性の呪縛から解き放たれた
それこそほんとうに奔放な作品でした。
ところが最近は、そこに感情を入れこもうとして
両者のバランスが上手く取れていない感じを抱いていました。
今回は、大元がヒット・ミュージカルということもあり、
そのドラマトゥルギーに乗っ取って、ぼくは素直に楽しむことができた、
そんな気がしています。
moviepadさんの書かれたことを読んで以下のことを再認識しました。
それは、ぼくは
ドラマトゥルギーが抑えられた映画が比較的苦手な方だということ。
そう、最初から最後までやりたい放題だと疲れてしまうんですね。
最後はきっちりまとめあげてほしいという感じ。
ただ、以下のようにも感じました。
今回の作品は、各キャラクターの感情が物語の中に
しっかりと織り込まれ、
彼の演出の中で見事に溶け合っていた、
いわば大人の作品になっていた----
だから、ぼくでも観れたのかも。
そんな気がします。
冒頭のロンドンのシーンですっかり魅了されました。
おっしゃる様にここしばらくのティム・バートン作品は後半盛り上がらないというあたりに不満を感じていたのですが、これは久々に満腹感の高い快作でした。
>最近のティム・バートン映画って
最初はオモシロいんだけど
いつも後半失速している感があった
えっ!!!
僕は逆のことを思っていました。
最近の、というよりバートン映画全般的にそう思うんですが
この作品はさすがに大幅に改変するわけにはいかないので、良くも悪くもそういう要素は少なかったですね。
映画の観方は十人十色。
そんなに気に病まれることないのではないでしょうか…。
きっと映画だって、いろんな観方をしてもらえた方が
嬉しいに決まっていると思いますよ。
そう、先日、ある方がおっしゃってました。
映画は楽しんだ者の勝ち。
ほんとうに、あのラストはスゴい。
あれを撮りたいがために、
バートンは、こんなクラシックなお話を
あえて監督したんじゃないかという気がしました。
サーシャ・バロン・コーエンをこんな形で使ったのも、
素晴らしいキャスティングと思います。
これ、ミュージカルという感じがあまりしなかったです。
なんでだろう?
シェイクスピア的というのは、よく分かりますね。
ぼくもクライマックスで
実は『ロミオとジュリエット』の墓場のシーンを思い出してました。
ちょっとした手違いで、悲劇を招いてしまう。
怖い話です。
あのラストは、ぼくもバートン映画のベスト。
ほんとうに息を飲むほど映画的な美に溢れていました。
私一人だけ見方が全然違う気がします。
無意識の自然体でこの調子なんだから、どうすることもできません。
それでも私なりに印象に残ったことを頑張ってまとめてみました。
お時間ある時にチラ見して頂ければ嬉しいです。
自分もラストのカットはほんと絵画みたいに美しいなーと思いました。鮮血の美学って感じで。。そんなタイトルの映画あったような^^
サーシャ・バロン・コーエンは脇で出ても
存在感バッチリでこれから楽しみですね!
ミュージカル苦手なんですけど、ティムの物は不気味で怪しいので好きです。
スプラッタ、ホラーは得意ですから楽しめました。
青年と娘の話はシュエイクスピア物みたいな雰囲気でしたね、そして最後のシーンも彼の悲劇に通じる物がありました。
このラストはバートン作品では一番気に入りました。
あのラストはクールです。
実に潔い。
ぼくは、あのシーンで
この映画が一気に好きになりました。
逆に免疫が出きて大丈夫なのですが、
スパッとやっちゃう、
あっちの方が痛そうで怖いです。
妄想シーンも、あそこまで
カラフル&パステルだと
もう悪夢ですね(汗)。
ジョニー・デップ、
なんだか歌舞伎役者を思い出しました。
あの隈取り風のメイク、
とても迫力がありました。
刃物を持った危険な男は、
ジョニー・デップにとても似合っていました。
思えば『シザーハンズ』にしてからが
すでにそうでしたものね。
それこそ“ハサミ男”ですから…。
そうですよね~、まさにラストの映像・・続きがあるのかも・・と一瞬思ったけどあの終わり方は良かったですね。
もうカットされるとわかって首を伸ばしていたような、あの表情とそのドクドクと流れる鮮やかな赤い血・・・良かったですね。
ラストシーンの赤の使い方が、好みにはまりました。
もともとホラーとか大丈夫なので流血量にはびびりませんし(笑)
一途な愛情が生んだ悲劇の連鎖ってことで、猫はミセス・ラベットに
注目してしまいました。
妄想シーンのカラフルさも、その一途な想いの象徴みたいに
感じていました。
あ、ジョニデにも注目はしてましたけどね(笑)
もう一度観たいくらい。。
突っ込みどころはあるとは言え、映像の世界観・色彩、
そしてジョニーファンにとっては彼の歌声・役者ぶりなど
満足のいく作品でした。
赤と黒でコレだけ魅せられるのは、ティム・バートン監督か、ロバート・ロドリゲス監督か、なーんてね(笑)
冒頭から嫌な予感をしてしまいましたが、期待?を裏切らないスプラッタシーンに苦笑い。バッサバッサと切り裂きジャック顔負けなミスターT、すごかったです(^^;
にくきゅ~う★さんも、猫ちゃんと一緒なんですね。
それだけで、とても近しく感じてしまいます。
片目が閉じたまま----って、生まれつきですか?
なんか、直接会ったら胸がつまりそう。
“血も滴るいい男”---このフレーズ、
自分で気に入ってあっちこっちで使ってます(笑)。
来年早々、ジョニー・デップ来日。
睦月さん、お正月も気もそぞろって感じでしょうか?
この映画、確かにバートン監督の中でも
シリアス度はピカイチ。
でも、ぼくには肌が合いました。
先日はTBだけさせて頂いてコメント残さずに失礼しました。
フォーンちゃん可愛いですね~
我が家にも白黒の猫がいます。
片目が閉じたままですが、とても元気ですよ。
フォーンちゃんとの会話
成る程と納得しながら読ませて貰いました。
私は、あの血の量にかなりショックを受けました。
ティム・バートン監督の作品なのである程度の予想はしてたんですが。
ラストのシーンは、ず~~~っと頭から離れませんでした。
”血も滴る良い男”納得です(笑)
メチャクチャにつまらなかった印象しか残ってません(苦笑)。
今回は、バートン史上最高のシリアスムードだったような気がしました。いつものコミカル感が控えめだったような・・・。
たしかにかなりの流血量なんですが、そこにファンタジックなテイストが含まれているあたりはまさにバートン作品っぽいなあと・・・。
あの残酷美の世界・・・ハマってしまいます(苦笑)
フォーンとの会話、読んでいただいているとのこと、
ありがとうございました。
ひろちゃんさんのところにお伺いして
レビューを拝見した時、
「絵画」の言葉に、あっ、同じ感覚だと、
嬉しくなって、
思わずコメントを残させてもらいました。
ミセス・ラペットの向かいのパイ屋-----
このエピソードが語られたとき、
実はここでフォーンに喋るの止めようかと…(笑)。
これからもよろしくお願いします。
えいさんと愛描フォーンちゃんとの会話
いつも楽しく読ませて頂いています^^
ラストの映像が動く1枚の絵と言うのは、本当に
その通りだと思います。悲しく切なかったラスト
ですが美しいショットだったとも思いました。
>このラストカットが一番撮りたかったのでは……
なんて、そんな気がする見事なショットだったね。
確かに^^そうかもしれませんね。
そう思えるほど素晴らしい映像でした!
フォーンちゃんの一言に苦笑いです(笑)
フォーンちゃんには見せられない映画ですよね(笑)
私も動物が好きなので、また犬とネコが大好き
なので前の店のパイ屋さん、ひどい!って
思いました(T^T)
97年版については、記憶で書いているのですが、
人肉嗜好にポイントがあったのは間違いないです。
パイの味がやたらと強調されていました。
でも、今回はあまりその部分はなくて、
「復讐」という一本の線が全体を貫いているのが
印象に強かったです。
後半の盛り上がりは、
わざとというよりも、
オリジナルがそういうミュージカルだからではないでしょうか?
あのラストは、ほんと一枚の絵という感じでしたね。
やっぱり復讐の部分は1997年版にはなかったんですね~。
それとわたしも後半が盛り上がってたと感じたけどあれはわざとだったんですか
ラスト、良かったです
形式こそミュージカルですが、
こういう起承転結がしっかりしている映画の作りは、
最近の「ヤマ場を作らない」バートン監督には珍しく、
あ~、こういうオーソドックスな作りもできるんだなと、
妙な感心をしたりもしました。
『ビートルジュース』『マーズ・アタック!』のノリだったら
どうしようかと(笑)。
お話は単純ですけど、ディテールまで手抜きなしって感じで、最後まで楽しめました。
画作りのこだわりが随所に感じられた作品でした。
いかにもなミュージカル感はしなかったですね。