(原題:One Day)
「この映画、
原作がそうなっているってことだろうけど、
その発想がまずユニーク」
----「23年。23回の7月15日。」という、あれ?
「そう。
23年前の7月15日、
主人公ふたりの出会いから現在までを、
毎年、その一日(ワン・デイ)に絞って描いていくんだ」
----へぇ~っ。
パラパラ漫画みたいな感じだね。
「それは…(汗)。
髪型や服装などのファッション、
そして街の風景など、
観ている分には楽しいけど、
作る方は、かなり神経使ったと思うよ。
物語自体は、エマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)、
ふたりの微妙な関係を追う、
ほんとうに、ただそれだけのことなんだけど、
でも、この“それだけのこと”がオモシロくって、
世界中のカップルそれぞれの“ワン・デイ”を基に映画を作ることだって
不可能じゃないという気になってくる」
----でも、それには
ある程度のドラマがなくっちゃ…。
「う~ん。
ある程度はね…。
彼らの場合、23年前に同じベッドで一夜を過ごすものの、
男と女の関係にまでは至らず、
そこから“友情”という形で、
ふたりの関係が続いていく。
一緒に旅行に行ったり、恋の悩みを相談したり、大ゲンカしたり。
しかし、実を言うとエマの心にはずっとデクスターが住んでいた。
ところが、このデクスターは自由奔放で恋多き男。
TVで音楽バラエティのMCをやるなど、その仕事も華やか。
一方のエマは作家になることを夢見ているものの、
現実はメキシコ料理店で働く毎日。
しかし、
デクスターは次第に時代から取り残され、
ついには番組を下されてしまう。
一方、エマは自分の書いた児童書が出版されるまでに成功を収める。
と、仕事の面だけを書いたけど、
それぞれの恋、そして結婚と、
お互いの私生活の推移も描かれる」
----ニャるほどね。
でも、ここからは聞かない方がよさそう。
結局、この手の映画って、
最後は結ばれるか悲劇で終るかのどっちかだし…。
「そうだね。
でも、ひとつだけ。
ある結末を迎えた後に、
この映画は、一日だけ動きを見せる。
それは、最初に出会った1988年7月15日の翌16日。
さあ、そこで何があったのか!?…
しかし、これはほんとうに切ない映画だったなあ。
こういうのを観ると、
結婚というのはほんとうに<運命>が導くんだなと
思わずにはいられないね」
----ところで、この映画を作った人って?
「『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ。
今回も、パリとロンドンの両方が
巧く使い分けられているよ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「この映画を観たら、家に帰って奥さんの腕を握りしめたくなるらしいのニャ」
※そういう話も確かにある度…
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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※画像はオフィシャル・ギャラリーより。
「この映画、
原作がそうなっているってことだろうけど、
その発想がまずユニーク」
----「23年。23回の7月15日。」という、あれ?
「そう。
23年前の7月15日、
主人公ふたりの出会いから現在までを、
毎年、その一日(ワン・デイ)に絞って描いていくんだ」
----へぇ~っ。
パラパラ漫画みたいな感じだね。
「それは…(汗)。
髪型や服装などのファッション、
そして街の風景など、
観ている分には楽しいけど、
作る方は、かなり神経使ったと思うよ。
物語自体は、エマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)、
ふたりの微妙な関係を追う、
ほんとうに、ただそれだけのことなんだけど、
でも、この“それだけのこと”がオモシロくって、
世界中のカップルそれぞれの“ワン・デイ”を基に映画を作ることだって
不可能じゃないという気になってくる」
----でも、それには
ある程度のドラマがなくっちゃ…。
「う~ん。
ある程度はね…。
彼らの場合、23年前に同じベッドで一夜を過ごすものの、
男と女の関係にまでは至らず、
そこから“友情”という形で、
ふたりの関係が続いていく。
一緒に旅行に行ったり、恋の悩みを相談したり、大ゲンカしたり。
しかし、実を言うとエマの心にはずっとデクスターが住んでいた。
ところが、このデクスターは自由奔放で恋多き男。
TVで音楽バラエティのMCをやるなど、その仕事も華やか。
一方のエマは作家になることを夢見ているものの、
現実はメキシコ料理店で働く毎日。
しかし、
デクスターは次第に時代から取り残され、
ついには番組を下されてしまう。
一方、エマは自分の書いた児童書が出版されるまでに成功を収める。
と、仕事の面だけを書いたけど、
それぞれの恋、そして結婚と、
お互いの私生活の推移も描かれる」
----ニャるほどね。
でも、ここからは聞かない方がよさそう。
結局、この手の映画って、
最後は結ばれるか悲劇で終るかのどっちかだし…。
「そうだね。
でも、ひとつだけ。
ある結末を迎えた後に、
この映画は、一日だけ動きを見せる。
それは、最初に出会った1988年7月15日の翌16日。
さあ、そこで何があったのか!?…
しかし、これはほんとうに切ない映画だったなあ。
こういうのを観ると、
結婚というのはほんとうに<運命>が導くんだなと
思わずにはいられないね」
----ところで、この映画を作った人って?
「『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ。
今回も、パリとロンドンの両方が
巧く使い分けられているよ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「この映画を観たら、家に帰って奥さんの腕を握りしめたくなるらしいのニャ」
※そういう話も確かにある度…
こちらのお花屋さんもよろしく。
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