ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『超能力者』

2012-01-15 19:17:10 | 新作映画
(英題:Haunters)



----カン・ドンウォンって、デビューの頃、
スゴクほめていた人だよね?
「いやあ。
『オオカミの誘惑』を観たときは
あまりの美男子ぶりに
ドキッとしたんだけど、
あっちこっちから『ええっ?』と言われた苦い(笑)経験があって…。
そのため今回は、少し引いて観ていたんだけど、
やはりイケメンには違いないと思ったね。
また、役柄が彼にピッタリ」

----一応、タイトルどおりに超能力者ってことでいいのかニャ?
「うん。
彼は、その目で相手の自由意思を奪ってしまう。
その力を恐れた母親が
子どもの頃から彼に目隠しを強いていた。
しかし、母に暴力を振るう父親を殺してしまったことから、
絶望に捕われた母親は彼を…
と、こういう不幸な過去を背負っているんだね」

----コ・スが演じている方の男も超能力者ニャんだよね?
「そう。彼が演じているギュナムは、
実は自分の力に気づいていない。
ところがある日、自分が勤める質屋で、
見知らぬ男が周りの人間たちの動きを止め、
金を盗もうとしている現場に出くわす。
なぜ、みんな操られているのか?
事情が分からないまま、
ギュナムは勇敢にもその男に立ち向かう。
かくして、ふたりの運命のバトルが始まる…」

----ニャんだか、
日本のコミックっぽい設定だニャあ。
「そうだね。
まあ、ツッコミどころは
いくつもあるけど、
美形の男ふたりの対決を観ている分には、
これはこれでいいのではないかな。
日本映画だと、ここからもっと発展させて
たとえば『デスノート』のように、
この“超能力”を野望のために使うパターンが多いけど、
カン・ドンウォン演じるこの男は、
ただ、ひっそりと日々を生きている。
その生き方というのも、
人を操ることで自分の食い扶持を確保しているという、
言い方は悪いけど、ちっちゃなもの。
ところが、ギュナムが現れたことで
そのさ生き方ができなくなる」

----ニャるほど、世の中から隠れて生きているわけか…。
だから無名ニャんだね?
「うん。
あと、オモシロいのは
ギュナムの仲間たちを外国人と設定しているところ。
ひとりはガーナ、ひとりはトルコ。
いずれも韓国語を流暢に(と言っても、ぼくには聞き分けられないけど)操っている。
さて、このテーマ、
“知らない方がみんな幸せだったかもしれない”という意味では、
昨年から話題の『サラの鍵』『灼熱の魂』に通じるかも…」

----いや、さすがにそれはニャいでしょ(笑)。


                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「ダサダサの格好をしてもカン・ドンウォンは、カッコいいのニャ」身を乗り出す

※アクション・シーンも見モノだ度

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