ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ちょんまげぷりん』

2010-06-26 11:42:35 | 新作映画
----“ちょんまげ”と“ぷりん”?
時代がまったく違うじゃニャい。
「いやあ、ぼくも知らなかったけど、
これは(荒木源『ふしぎの国の安兵衛』)の映画化らしい。
主演が錦戸亮ということもあって、
巷ではけっこう話題になっているんだ」

----どういうお話ニャの?
「これはもう一言で説明できる。
江戸時代から、ひとりのお侍さん・安兵衛が現代の巣鴨へ。
そこで、シングルマザーのひろ子(ともさかりえ)と出会った彼は、
最初、戸惑いながらも、ケーキ作り職人としての腕を発揮。
ケーキコンテストで認められた彼は、
自由が丘の有名ケーキ店アントワーヌに誘われ、
人気パティシエとして忙しい日々を送るようになるが…」

----ニャるほど、一種のタイムスリップ・ファンタジーってわけだニャ。
そういえば、30年ほど前にH・G・ウェルズが現代に現れる映画があったよね。
マルコム・マクドウェル主演『タイム・アフター・タイム』のことだね。
この映画も、現代に住む女性と<時を超えた愛>が芽生える。
さてその行方は~というところで興味を引き付けるのは
同じ構成だけど、
この映画の場合は、ヒロインがシングルマザーというのがミソ。
彼女が夫と別れた理由、そして子供を抱えて働いているという、
その生きざまが物語に大きく左右してくる」

----どういうこと?
「最初は“奥”の仕事、
つまり主婦的なことを一手に引き受けていた安兵衛が
忙しくなるにつれて、それができなくなり、
ついにはひろ子の元夫と同じセリフを吐いてしまうんだ。
余談だけど、彼をアントワーヌに誘う殿間知治には井上順
同じ元スパイダースでも堺正章にしないところがミソ。
『チューボーですよ!』を意識してのキャスティングだね、これは」

---(笑)ニャに言ってんの?
へぇ~っ。監督は誰ニャの?
「いま、ノリにノッている『ゴールデンスランバー』中村義洋
すでに『ルート225』で異世界に迷い込む話は経験済みだけに手堅い。
隣の男の人なんか泣いていたしね。
そうそう、キングオブコメディ・今野浩喜が演じた
“オタク系デザイナー”のヤサグレぶりもオモシロかった。
あのオチもなかなか。江戸埠凛が食べたくなったしね」

---江戸埠凛?ニャんだそれ?

                    (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「なんで巣鴨なのニャ」もう寝る
※ワケはお地蔵さんに聞くだ度


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