----これってディズニー/ピクサーの最新作でしょ?
『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター監督が
6年ぶりに監督を務めた作品なんだって?
「うん。ジョン・ラセターは
父親がシボレー販売店に勤務。そして母親は美術教師。
本人は『僕の血管にはディズニーの血が流れているけど、
車のオイルも流れているんだ』と語っている。
この世界のパイオニアが
自分の体験や思い出を元に描いただけあって、
テクノロジーに関しては申し分なし。
車のボディに周囲の風景を正確に反射させる、
その驚異の映像はもはや神業に近い」
----ちょっと待って。
“テクノロジーに関しては”の限定付きなの?
「その前にこの映画のプロットを……。
ピストン・カップの若き天才レーサー、
ライトニング・マックィーン(McQueen)。
才能に酔いしれ、傲慢な彼には
ただ一人の友だちもいなかった。
さて、スポンサー契約がかかっている決勝レースに臨むべく
カリフォルニアに向かう途中、
マックィーンは
古きルート66沿いの寂れた街に迷い込んでしまう。
この街から脱出しようとして
結果、暴走してしまったマックィーンは、
罪の償いとして自分がめちゃくちゃにした
道路の補修を命じられる。
最初はいやいややっていた彼だが、
町に暮らす個性的なクルマたちとの触れ合いの中、
いままで抱いたことのない
“信頼”という感情に芽生えてゆく。
そしてマックィーンは
高速道路ができたために寂れてしまったこの町に
活気を取り戻させようとする……」
----いいお話じゃニャい?
「ま、ここからは寝言と思って聞いてほしい。
個人的にはディズニー/ピクサーのアニメは
“監督”ジョン・ラセターじゃない方が自分に合う」
----どういう映画?
「『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』
そして「Mr.インクレディブル」。
ここに共通しているものって分かる?」
----あっ、モチーフが“親と子”だ。
「そうなんだね。
『モンスターズ・インク』も擬似的な親子関係。
一方、『トイ・ストーリー』や『バグズ・ライフ』は
それぞれ個性的なキャラクターを作り出しているけど、
なぜか彼らに共感できない」
----それって個人的すぎない。
「だから“寝言”。
キャラはかわいいんだけどね。
フロントガラスに描かれたくるくる動く目……。
これは間違いなく人気沸騰すると思うよ。
そうそう、一つ気になったのが
主人公の名前マックィーン。
これはおそらくスティーヴ・マックィーンを意識しているね。
マックィーンはカーレースのメッカ、インディアナポリスの生まれ。
カーレース映画『栄光のル・マン』や
カーチェイス映画のハシリ『ブリット』などに出演。
彼自身も、それこそシボレーを始め、
多くのクルマを所有していたからね」
----あららピクサーとはまったく関係ない話になっちゃった。
「ヤバいヤバい。
この映画にはマックィーンと同時期の人気俳優
ポール・ニューマンが声優として出演。
彼はデイトナ・レースで優勝した最年長ドライバーというギネス記録を保持。
あとシューマッハなど
実在するレーサーたちも多数カメオ出演しているよ。
そうそう、この映画の前に上映された短編『ONE MAN BAND』はおススメ。
ブラックなユーモアが効いていて、誰もがニヤリとすると思うよ」
(byえいwithフォーン)
栄光のル・マン PPA-108958
※こちらは、もう一人のマックィーンのカーレース映画。
※車しか出ない度
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はイギリス・オフィシャルサイトの壁紙です。
『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター監督が
6年ぶりに監督を務めた作品なんだって?
「うん。ジョン・ラセターは
父親がシボレー販売店に勤務。そして母親は美術教師。
本人は『僕の血管にはディズニーの血が流れているけど、
車のオイルも流れているんだ』と語っている。
この世界のパイオニアが
自分の体験や思い出を元に描いただけあって、
テクノロジーに関しては申し分なし。
車のボディに周囲の風景を正確に反射させる、
その驚異の映像はもはや神業に近い」
----ちょっと待って。
“テクノロジーに関しては”の限定付きなの?
「その前にこの映画のプロットを……。
ピストン・カップの若き天才レーサー、
ライトニング・マックィーン(McQueen)。
才能に酔いしれ、傲慢な彼には
ただ一人の友だちもいなかった。
さて、スポンサー契約がかかっている決勝レースに臨むべく
カリフォルニアに向かう途中、
マックィーンは
古きルート66沿いの寂れた街に迷い込んでしまう。
この街から脱出しようとして
結果、暴走してしまったマックィーンは、
罪の償いとして自分がめちゃくちゃにした
道路の補修を命じられる。
最初はいやいややっていた彼だが、
町に暮らす個性的なクルマたちとの触れ合いの中、
いままで抱いたことのない
“信頼”という感情に芽生えてゆく。
そしてマックィーンは
高速道路ができたために寂れてしまったこの町に
活気を取り戻させようとする……」
----いいお話じゃニャい?
「ま、ここからは寝言と思って聞いてほしい。
個人的にはディズニー/ピクサーのアニメは
“監督”ジョン・ラセターじゃない方が自分に合う」
----どういう映画?
「『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』
そして「Mr.インクレディブル」。
ここに共通しているものって分かる?」
----あっ、モチーフが“親と子”だ。
「そうなんだね。
『モンスターズ・インク』も擬似的な親子関係。
一方、『トイ・ストーリー』や『バグズ・ライフ』は
それぞれ個性的なキャラクターを作り出しているけど、
なぜか彼らに共感できない」
----それって個人的すぎない。
「だから“寝言”。
キャラはかわいいんだけどね。
フロントガラスに描かれたくるくる動く目……。
これは間違いなく人気沸騰すると思うよ。
そうそう、一つ気になったのが
主人公の名前マックィーン。
これはおそらくスティーヴ・マックィーンを意識しているね。
マックィーンはカーレースのメッカ、インディアナポリスの生まれ。
カーレース映画『栄光のル・マン』や
カーチェイス映画のハシリ『ブリット』などに出演。
彼自身も、それこそシボレーを始め、
多くのクルマを所有していたからね」
----あららピクサーとはまったく関係ない話になっちゃった。
「ヤバいヤバい。
この映画にはマックィーンと同時期の人気俳優
ポール・ニューマンが声優として出演。
彼はデイトナ・レースで優勝した最年長ドライバーというギネス記録を保持。
あとシューマッハなど
実在するレーサーたちも多数カメオ出演しているよ。
そうそう、この映画の前に上映された短編『ONE MAN BAND』はおススメ。
ブラックなユーモアが効いていて、誰もがニヤリとすると思うよ」
(byえいwithフォーン)
栄光のル・マン PPA-108958
※こちらは、もう一人のマックィーンのカーレース映画。
※車しか出ない度
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※画像はイギリス・オフィシャルサイトの壁紙です。