ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』(劇場版ポケットモンスター)

2005-07-09 15:14:28 | 新作映画
-----今日は「ポケモン」だ。
今度はミュウが出るんだって?
第一作の『ミュウツーの逆襲』以来だね。
「そうだね。毎回、さまざまなファンタジーの要素を入れているこの作品だけど、
今回は、またまた時を超えたお話」

-----へぇ~っ、オモシロそうだ。詳しく話して。
「旅を続けるサトシとピカチュウたち一行は、
数百年前、ポケモン史上最大の争いを止めた
“波導の勇者アーロン”を称える祭りが行われているロータの街にやってくる。
サトシは、街の中心にあるオルランド城で開催された、
その年の勇者を決めるポケモンバトルで優勝。
見事“波導の勇者”に選ばれるものの、
そこに突然幻のポケモン、ミュウが現れ、
ピカチュウとニャオスをどこかに連れて行ってしまう。
一方、サトシたちの前には、
数百年の封印を解かれた“波導ポケモン ルカリオ”が出現。
さまざまな謎の中、サトシはピカチュウを探しに、
<世界のはじまりの樹>へ向かう」

-----<世界のはじまりの樹>?
「うん。これがなかなかオモシロいアイデアで、
<樹>とは言いながら全部<鉱物>で出来ているんだ。
その<樹>でサトシたちを苦しめる敵もアナログなロボット風ポケモン(?)。
この姿形もシンプルでユニークなんだけど、
これは実際にスクリーンで観てもらうしかない。
プレスにもチラシにも一切載ってないしね」

-----ポケモンって、確か何作か前まで短編が同時上映だったよね。
「うん。それら短編に出てくるのは、
ピカチュウらポケモンたちばかり。
人間の登場は最初と最後だけのため、
その間、まったくセリフなしで、ナレーションによる説明...ってヤツだった。
今回、お城でのパーティ中、ポケモンたちは
その場を抜け出してみんなでお城の冒険(?)に出ちゃう。
このあたりのテイストは、それら『ピカチュウのなつやすみ』
『ピカチュウたんけんたい』といった、傑作短編を思わせる」

----じゃあ、小さな子供たちも楽しめそう。
「うん。今回は低年齢層にも楽しめるようにという配慮がなされた作りとなっているのが特徴。
ミュウはひたすら無邪気でかわいいし、
ウソハチ、マネネといった新キャラもマンガチックで、より子供向けに描かれている。
しかも、分かりやすいギャグがいっぱいだ」

-----それにしてもサトシとピカチュウ、すごく仲いいよね。
「そうだね。今回の作品は
サトシが命がけでピカチュウを探しに行く話。
いわゆる<友情>と<信頼>、そして<心の絆>ってヤツだ。
しかも、ふたりの心がふれあうようになったきっかけも
初めてサトシの口から明かされる。
このポケモン、8年連続夏興行を実施。
今回の仕上がりを観ていると、まだまだ続きそうだね」

(byえいwithフォーン)

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