ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『着信アリ2』

2004-11-24 22:21:32 | 新作映画
(※ネタバレ注)

-------これまた続編だにゃ。しかも監督が.....
「(笑)『ゴーストネゴシエイター』の塚本連平。
前作と繋がった話になってるわけだけど、
映像から何まで今までにどこかで観たようなものばかり。
物語も『リング』の井戸を炭坑に変えただけという感じだしね。
あ、あと香港映画の『カルマ2』の線もあったな。
それはさておき、クライマックスで出てくるこの廃坑、
もう使われていない上に、夜で真っ暗なはずなのに、
懐中電灯が消えてもなぜか薄明るい。
子供の頃、防空壕に使われていたという
洞穴の探検をしたことあるけど、
それはもう怖かった。
だって、本当に真っ暗で何も見えないんだよ。
それひとつとっても、なんか嘘っぽかったね。
しかも映像よりも大きな音響で驚かせようとする。
これじゃ恐怖じゃなくビックリハウスだ」

--------と言うと、観るところ全くなし?
「そのはずだったんだけど.....
最後に物語はある意外な方向へ発展する。
と言っても、ま、よくある手なんだけどね。

(※ネタバレ注)
思わず読み進めた人のために、
詳しくは書けないけども、実はあの人は....ってヤツ。
それと、これは始まってすぐに明らかになることだから
言ってもいいと思うけど、
瀬戸朝香扮する女性が双子で、
一方が子供の頃に死んでいる。
だとすれば、ここはその設定を生かして
ブライアン・デ・パルマの『悪魔のシスター』のような
思い切ったことをやってほしかったな」


(byえいwithフォーン)

※困ったちゃん度


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