ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼四十二番仏木寺

2017年01月14日 21時30分34秒 | ウォーキング

この43番のお寺の名前は、
兵庫県の明石と深ーい関係が
何もありません。
今は「めいせきじ」という名ですが
かつては「あげいしでら」といってたそうです。

力持ちの若い女神が
石を持ち上げてつくった寺
と言われています。

なのでdoironも参道を
大きな石を抱えて歩いていきます。

というのはうそです。

たらたらと歩いていきます。
まあ、ここは昨日までのお寺と違って
楽に歩ける程度ですから、
高齢者の方もホッとしているでしょう。

人によっては、ここが今回最初の
お参りになっていたかもしれませんからね。

ここが途中にある「納経所」。



ああ、バスが二台止まっていたから
もう二組の添乗員が作業をしていますねえ。

記帳して、ドライヤーでうまく乾かして、
たたんでいく。
そして散華や記念札を預かってきます。
数は絶対間違えちゃいけませんね。

さあ、ここから最後の階段です。



これをのぼって本堂に出たらお参りです。



千手観音が本尊のお寺ですね。
そうそう、この寺は昔、
熊野から十二社権現を願い受けて
12坊の修験道場としていました。
ほう、最近結願した熊野とも
関連があるのですねえ。

では、弘法大師がどう絡んでいるか
というと、821年に
嵯峨天皇の勅願により、
彼が堂宇を再興したことによる
ものだそうです。

でも、本当に八十八ヵ所は
辺鄙なというか町はずれの場所が
多いですねえ。

弘法大師もよほど山手が
好きだったんですねえ。

この山は結構緑も深いです。
また紅葉もきれいので、







それを絵にしようかな
と思っていたのですが、
お堂の横にこんな立派な
夫婦杉もあったので、
今回はこれを描いてみることにしました。



ふむふむ、杉はこうして
書けばいいんやな。
写真を見ながら自然に筆を走らせていたら、
けっこう杉らしくかけたかなあ
と喜んでいます。

なんとなく、松、ビャクシン、
杉はコツをつかんだかもしれません。

まあ、この四国の絵ももう
50枚近く書いてるので、
それなりに自分の技も
少し身についたかもしれませんね。

ここのお寺でもしっかりとお参りし、
さて次は42番の仏木寺を
目指していきましょう。



西暦807年弘法大師は
牛を引く年寄りに出会い、
その人と休憩した大木に
宝珠がかかっていた。
なのでその大木で大日如来を刻み、
堂宇を建てたそうだ。

一つの宝珠が縁となり、
クスノキの木で本尊としたから
「仏木寺」の名前があるとのこと。

今は牛馬の守りだけでなく、
ペット全般の守護物としての
役割を持っているそうです。

周りは結構田んぼだらけのお寺だ。
なので、牛や馬の参る寺としても
なかなかふさわしそうなお寺だね。
グーちゃんのこともしっかりお参りしておこう。



ここでは何の絵を描こうか
といろいろと悩んだ。

天気は先ほどより雲が多く
日差しがあまり指してこない。
バスを降りてお参りするだけだが、
寒いもんだが何かあるはず
とにらんでいたら、
珍しいかやぶき屋根の鐘楼に
雲間から漏れる太陽の光が
差し込んでいる状態になっていたので、
よし、ではこの
「天使のはしご」のついた
鐘楼を書いてみようと思い立ったのだ。

まずは、あまり見かけることのない景色を
まずは鉛筆でデッサンを取り、
そしてまあ普通に頑張って
鐘楼を描いてみた。

そこに、水をたくさんつけた筆で、
太陽光の部分をこすって色を落とし、
グレイを流し込んでみたのが、
これ。



う~ん、あともうちょっとで
うまいこと描けそうなのになあ、
まあ、何とかこれも一つの
勉強絵として残しておくことにしよう。

そうそう曇り空の空の書き方も、
もう一つ勉強が必要やねえ。

ここの仏木寺は真言密教の最高神である
「大日如来」を本尊としている。
しっかりとお参りしておきましょう。

「おん あびらうんけん ばざらだとばん」
と真言を唱えます。

で、この時なんです。
doironの掛軸に
チョットトラブルが起こりました。
これがそのトラブルなんですが



普通はこんな風に書かれてあるのですが



この42番の所だけ
墨が少し上にはねています。



36番を書くときには邪魔ですよねえ。

納経する人がちょっとミスったそうです。
添乗員さんも困ってましたが
まあそういうトラブルもありますよねえ。

第一何を書いてあるのか
わからないくらいですもんね。

ええ思い出かもしれません。

さあ、では今回はのこりあとひと寺です。

続く


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