ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

京都三十三間堂を目指して4

2018年11月24日 21時06分28秒 | ウォーキング

お金を払って中に入っていき、



まずはお堂の周りを
時計回りで歩いていきましょう。



ここは夜もぐつぐつと水のわく
夜泣せんという霊泉があります。





あまりにも夜に鳴き声のような
音がするので、夜泣きの子どもに
いいそうです。

そうかあ、孫のそうちゃんが
夜泣きしないように
お祈りしておきましょう。

そしてここが秀吉が
作ったという太閤塀です。



お堂の周りは結構歩きでがあります。



こんな長いところで矢を打つんですねえ。



そんな浮世絵を探してみますと、
こんな絵がありました。



画面の端っこに矢を打つひと
むこうのほうに的が描かれています。
それにしてもよく屋根に
矢が当たらなかったものです。

矢の飛び方や特徴は
よくわからないのですが、
単純に物理法則で考えてみましょう。

もし屋根まで5mの高さがあるとします。
矢が物理の法則に従って
5mを落ちるのには
加速度と時間と距離から

4.9t²=5とすると

ほぼ1秒です。

それを登りと下りで2秒の間に
120mを届かすとしたら、
弓の速度は落ちないとして秒速60m。

時速になおすと216kmの速さで
矢を放たないといけません。

大谷君の投げる球より、
50km以上の初速ではなちます。

いやあすごい力ですねえ。

でもそれで驚いてはいけません。
昔この矢打ちをする人は、
なんと24時間でどれだけの矢を打って
どれだけ成功させるか
というのを競っていたそうです。

これまでの最高は江戸時代の和佐大八郎の

総矢13,053本、通し矢8,133本で、

成功率62%。
なんと一分間に9本発射していることが
わかるそうです。

伝説でもあるのでしょうが、
それだけの数の矢を
どうして用意して、誰が
矢打ちの成功率をどうやって数えたのか
メチャ気になりますねえ。

いまもお堂の壁とかには、
矢の跡もあるそうです。
でも最近は矢打ちの距離も
60mの距離に引き下げられ、
屋根の下ではなくオープンで
毎年成人の日に新成人の
矢打ち大会が行われるそうです。

そんな弓矢の競技会に思いを馳せながら、
ではお堂の中に入っていきましょう。

こんな長いお堂の中は
どうなっているのか。

ここの本尊は千手観音座像です。
お堂の真ん中に座っておられます。



そしてその周りはというと、
ネットではこんな感じ。



なんと合計1001体の
千手観音立像が立っておられます。

うひゃあ、これはすごい。
壮観です。でも地震来たら
どうなるんだろうと
すごい心配をしてしまいましたなあ。

周りの千手観音の間には
28部衆立像と端っこに
風神雷神が立っています。



それにしてもすごい。
仏像の威圧感はただものではありません。
これらはどの仏像も
すべて国宝になっています。

ただ単に名前が有名だし、
一度ははっきりと見ておこう
と思って行った三十三間堂なんですが、
そのでかさに驚き、
その仏像群の威圧感に驚いた
観光になりました。

建物の屋根近くには
数々の弓道大会の結果が
掲げられていたりもしましたねえ。

小さな子どもで
感覚の鋭い子供だったら、
きっと恐怖感におそわれる
お堂だったでしょうねえ。

最後に、こんな長いトイレで



幸せのオシッコ打ちをして
大満足で出てきたdoironでした。

さあ、ではこれで今回の歩き旅は
ほぼ終わりです。
ここから三十三間堂のお寺の周りをまわって、
車のとまっている東福寺駅へと
歩いて戻っていきましょう。



歩いたのがこんな感じで、
距離は9.8キロと
意外に頑張りましたねえ。

で、次の京都はどこに行きましょうか。

行きそびれた札所の今熊野観音寺も
いいかもしれないねえ。

そこを中心に別の
歩くコースを考えようかなあ。

それとも、鞍馬から貴船を
歩いてみるのもいいかなあ。

静かな鞍馬と木の根道なんてのが
いいかもしれませんねえ。

ゆっくり考えて計画していきましょう。

三十三間堂への旅、
これにておしまい。


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