ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

雲雀山に風が吹く 3

2017年01月23日 20時59分41秒 | ウォーキング

神社の中には何人か人がいます。



その日は12月28日ですから
人々によるお正月の用意が
進んでいるようですね。

お正月にはたくさん人が集まるのかなあ。

熊野古道歩きの時も
立ち寄ったので今回は
そこをちょろっと眺めて、
近くにあった「すぐ熊野」
と書かれた道標を越え、



なおもしばらく上っていきます。

前回はこの辺に採られたミカンが
転がっていていい匂いがした道でしたねえ。

おっ、左手に「ひばり山道」と
刻まれた石と石段の道が見えます。



それを無視してまっすぐ行けば、
熊野古道から糸我峠へと続いていき、
本来ならこの熊野古道をとおって、
糸我峠から雲雀山に行くのが
わかりやすいと書いてありましたが、
今回はやはり熊野古道をここで離れて
ここの登山道から雲雀山へと
入っていきましょう。

ミカンの収穫用のレールを見ながら、
さあ急なのぼりが始まります。



3話目でようやく雲雀山への
登山道に入りましたな。

で、この山、なぜ雲雀山というんでしょう。

いろいろ調べましたが、
中将姫の話が出てくるばかりで、
ちょっと山名の由来はよくわかりません。
雲雀がたくさんいたのかなあ。

まあとにかく最初はちょっと
急なので山を愛して
燦々と登らなければなりません。

それは美空ひばり

作業用のレールの管理用みたいな
道路がぐいぐいと登っていきます。



あ、これはムラサキケマンの
ように見えますが、
花のつき方はジロボウエンゴサクですかねえ。



どっちにしても4~5月頃の花で、
この時期の花ではありません。
これも和歌山、南国ならでは
なんですかねえ。

道はなおも急こう配で
上がっていきます。



もうあっという間に
糸我の村からかなり
上がったような感じになりますねえ。


さらに心拍数に気を付けて
じっくりと登っていきますと、
のぼりが緩やかになり、
おお~山の中に突然鳥居が現れました。



これは驚きましたねえ。
まるで映画でも見ているようです。

ヒバリ―ヒルズです。

それはビバリーヒルズ。

この鳥居は雲雀山御本朝の
一の鳥居ですかねえ。

で、その鳥居のところには、
おお、久しぶりに見つけました
「有田みちくさクラブ」の案内板です。



この下に役行者がいるそうです。
どこまで下りていくのかなあと、
ふと下を見たらすぐそこにおられました。



おお~友ヶ島以来ですねえ。

それにしてもこういう山登りを
しているとあちこちに
出てきますねえ。

も、もしかしてdoironも
役行者のようになるのでしょうか

doi行者(どいのぎょうじゃ)

と呼ばれるようになるかもしれません。

各地の「富士」山を歩いたり、
熊野古道を歩いて、
リボン通りを歩いて、
淀川歩行もし、
四国も巡礼している人となると、
ありがたいんやら、
あほくさいんやらよくわかりませんねえ。

おまけに最近は三十三カ所霊場も
回っているんやからやっぱり
doi狂者(どいのきょうしゃ)
かもしれんなあ。

ま、でもそういう退職後の
人生ですから懲りずに歩き続けましょう。

そこから先には
左手にミカン畑の
横のような道を行きます。





それにしてもこんなところまで
ミカン畑にしてるんですねえ。
内原の駅のところに
張ってあったミカン採りさん
募集看板の「助けて・・」が
よくわかります。



高齢者がここまで来て
ミカンむしりなど大変でしょう。

もしそうしてミカンむしりを
している高齢者もいるかと考えると、
これからはみかんを食べるときも
「ありがたいありがたい」と
固く祈って食べないといけませんな。

さてこの辺りからちょっと
山手の聖地が続きます。

ここにあったのが「宝篋印塔」です。



年号は刻まれており、
有田最古のものと言われていますが、
願主名も造立趣旨も
何もわからないんだそうです。

続く。


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