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いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

瀬戸内一人旅 尾道編4

2018年11月30日 21時13分34秒 | ウォーキング

でもさあ、志賀直哉の旧居って
奈良にもあったよなあ。

調べてみたら、なんと彼が
尾道に住んだのは半年でした。
それを旧居としてとらえているって
すごいなあ。

彼の作品で読んだといえば、
ずーっとずーっと昔に
暗夜行路を読んだくらい。
大山に登って景色に感動した
ことくらいしか覚えてないなあ。



今回ここでは彼の旧居には入らず、
続きを歩くことにしました。

ここから先に行くと見えてきました。



この辺りで結構古くの
室町時代からある天寧寺の三重塔です。



ブラタモリにも出ていましたねえ。

大きな建物なので、
あちこち歩いているときに、
あああそこが天寧寺の塔だと
よく目印にしていました。

尾道のランドマークのひとつですねえ。
下から見上げると、
あああそこがこんな高さ
ってよくわかります。

この辺り、ところどころ植えている
樹が紅葉していていいですねえ。



ここへ来るまで電車等の中から
紅葉を眺めてきましたが、
まあ黄葉が多かったのですが、
ここはちょっと濃いですねえ。



斜めになった土地、海からの風なんかで
季節は一層早く秋を
迎えるのかもしれないねえ。

三重塔から天寧寺坂を下っていくと、



天寧寺の本殿に出ていきます。

建物が複雑に入り組んで立っていて、
離れへの廊下の下が
道になってくぐっていたりして、
ややこしいです。

ああ、こんな天寧寺の中にも
郵便バイクが入ってきていますよ。



この後も道のあちこちに
出没する姿を見ましたねえ。
恐るべし郵便マン。



天寧寺は曹洞宗の寺です。
本尊は釈迦如来。
境内には、ここにも大きな
蘇鉄がありましたねえ。



そして一番奥の建物が
「五百羅漢」が置かれています。



16羅漢と10大弟子、
それと500羅漢の526体が
置かれているんだと書かれてありましたが、
こんなところを見るたびに
いつも思うんですが、
地震の時は大変やろなあってね。

この寺から上を見上げると、
先ほどの3重の塔の上に
大きな石のあるお寺も写っています。



あれは千光寺というのですが、
ここには後刻行くことにしましょう。

それにしても本当にお寺ばかりの
ところですねえ。

尾道には広報に山が三つ迫っています。
もともとはそれらの山の間にあった
小さな町なのですが、
埋め立てが進んで少し広くなったところと
山手に人がすむようになって発展しました。

人口は13万人ほどいるそうです。

埋め立てしていなかった昔は
そんな後部の山の尾根の道を
歩いて生活していたそうで、
だから「尾根の道」=「尾道」
になったというのが有力な説なんだそうです。
勉強になりましたねえ。
テレビで言ってたけど・・・

ではなぜ、ここの山にお寺が
多く立ったのか。
それは後にここから見上げたところにある
千光寺で分かるそうです、
ってなんか口調までブラタモリに
なってきましたなあ。

では天寧寺をでて、
少し賑やかそうなところに出てきました。
そこにあったのが「艮神社」です。



え~、良い神様がすんでいる
ところじゃないですよ
「良」ではなく「艮」ですからね。

「うしとらじんじゃ」と読みます。



ここは尾道最古の神社といわれています。
この神社はねえ、有名な映画に
登場しているのですよ。
昔見た記憶がありますねえ。
原田知世が出演していた映画。

「時をかける少女」

の舞台となった神社です。

ほんとに古くって由緒ある
神社ですねえ。
ここには3本のでかいクスノキがあります。
一本は先が三つにわれた巨大クスノキ。



この辺りは湿気が強いのかなあ、
樹皮が所々苔でおおわれていました。
年期の入った木も生えています。

そしてこの木の上あたりを
ロープウェイが動いてますよ。



う~ん、神社がよく我慢しましたねえ。
きっと氏子総代がいい人
だったんでしょうねえ。

このロープウェイが
「千光寺山ロープウェイ」で、
午前中に古寺巡りコースを歩いた後、
doironは午後から
これに乗る予定なのです。

続く


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