ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

我家歳時記 平成最後の初冬にて

2018年12月01日 22時48分41秒 | 自然

ここのところ瀬戸内一人旅を
掲載していますが、
まだまだこれから尾道編の他
赤穂編と続いて行きますので、
ここでちょっと一息入れましょう。

もう今日から12月となりましたしね。

少し気分転換です。

え~っと季節名でいうと今は初冬ですね。
この季節に我が家の庭は
どうなっているのか。

我が家歳時記2018初冬編です。

まずは生き物の話から。

先日、家に入ろうとした時のことです。
玄関先の石の上に葉っぱが
一枚散っています。



ああ、これは邪魔やなあ、
どけようとすると、

あれ?動くやん!!
風で?それともdoironのオーラで?
と思ったら、なんとこれは



アケビコノハという名前のとおり、
植物の葉っぱのような形です。
よく見ますと、
葉脈もあるようなデザインの羽根で
虫に食われたような痕跡や、
風で少しまくれたような形まであります。



もう全く遺伝子の技ですねえ。

こういうそっくりなデザインが
この虫を生き永らえさせて
いるんですねえ。

実はこの虫、学生の頃に
金沢の大学のトイレで
見かけたことがあるのです。
オシッコしながら
その時一緒にいた山友達が
生物学を学んでいたので、
これは「アケビコノハ」という
名前なんだよと教えてもらったのです。

ああ、あの時のことはずっと
忘れずにいましたねえ。
生物学ってこんな勉強してるんやあってね。

しかしこれまで山に行き食草である
アケビなんか山ほど見てるのに
全然気付かなったのは、
やはりその虫の擬態のせい
なんでしょうねえ。

調べてみたら、結構街中でも
見かける虫なんだそうです。

なんと、幼虫はこんな感じで、



大きな目玉模様で威嚇するようです。
ミセスにこれを話したら、

「あ、こんな幼虫は見たことあるよ」
と言ってました。
「あの刺されたら痛い
イラガの幼虫だと思っていた」
やなんてわけわからんことを言います。

イラガもそもそも幼虫なんですからね。

次は「ユキムシ」です。

体に白腺を発生させる線を持つ虫で、
各地で雪の便りが聞こえ始めるころに
我が家の庭に現れるのだ。
大きさは5mmくらいの
小さな虫なのだが、
飛ぶ力が弱いため風に任せているようだから、
小さな雪の塊のように見えるのだ。



その虫はどうもこの時期に
産卵をするようなのです。

先ほどのアケビコノハが「蛾」なのですが、
この虫は実はアブラムシの中間。

なので、そのことは
ゴキブリ恐怖症のミセスには
黙っといてあげましょう。

季節に応じて、これらは
それらしく現れるものなんですねえ。

そしてここからは植物。

もう何年になるだろう。
この花を植えてから毎年
小さな株を残しておくと、
夏過ぎくらいから急激に伸びてくる。

皇帝ダリアといいます

ああ、今年も伸びてきたなあ、
と思っていたら9月のdoiron家の
屋根瓦の一部が飛んだ台風の時に、
幹が見事に折れてしまったのだ。

ああ、今年はだめだったか
と思っていたところ、
切り込んだ部分からまたまた
急速に幹が伸びてきたのだ。

おっすごいなあ、
また咲くのかなあと思っていた
11月中頃、花のてっぺんに
小さなつぼみのようなものがつき、
それがどんどん増えてきた。

そして最近やっと、
このひと花が咲いたのだ。



いつもの花の高さより三分の二くらい
低いところで開花し、
今はもうこんな感じ。



この花、じつは夜中も咲いており、
先日きれいな月やなあと思って
二階の窓を開けた時にも
見事に咲いていましたね。


我が家の庭はほかにもこんな感じ。



鶏頭や小さな花々が





ミセスの手入れできれいに咲いています。

40年くらい前に山で撮ってきた、
高さ5cmくらいの柊が、
もう今はdoironの背丈を越えています。
190cmはあるでしょう。

それが今は満開。



これはニシキギの実。



鳥が一杯やってきます。

あ、そうそう、我が家の庭には
こんな福石猫も潜んでいるのですよ。



きた人は探してみてください。

以上。ちらちらと眺めた
2018、平成最後の初冬の
これが我家歳時記です。


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