ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

いわし雲

2010年10月16日 21時29分19秒 | 自然

午前中、久米田池~トンボ池を
めぐるコースを
とことこ走った。
数日前に走った
2時間走で右の
大腿部に少し違和感があるが
筋肉痛のような
ものなので我慢して走る事にした。

走り始めは息も上がるし
腰の違和感と対話しながらの走りとなるけど
久米田池に差し掛かる頃には
すっかり、定常状態となる。

久米田池は
「野鳥の国際空港」といわれるほど
水鳥をはじめとする野鳥が多い。
今は、たくさんの秋の旅鳥が
水面に羽を休めている。
澄んだ空気の中で
たくさんの水を湛えて
小さな命を育んでいるのだねえ。

池を背にして南に下ると
新興の住宅街に入っていく。
環境的にはとても良いのだが
交通の便が
少し不便だからなのかな。
まだまだ空きの区画も多い。
山も近いし
住むにはなかなかよい場所のように思う。

新しい家の前で
キャッチボールをしている親子や
洗車をしているお父さんを
眺めながら旧道に出て
そこから東へ
つまり山方向へ
昔ながらの村はずれ道を行き
いよいよ本格的に
村の中に入っていくぞというような
交差点で北に左折する。
畑の間の狭い道を
少し登っていくと
ポプラだったかな
それともナンキンハゼだったかな
まもなく紅葉が始まるような
並木に差し掛かったら
ぼちぼちトンボ池公園だ。
このあたりで9キロくらいだったかな。

トンボ池に前に来たのは
アジサイの頃だったな。
奥のアジサイ園にはたくさんの
アジサイが咲いていた。
アジサイが笑顔なら
この季節は
行く夏を惜しむかのように
そして来た秋をいつくしむように
樹々は物思いにふけっているように見える。

それを「愁い」とはよく出来た漢字やね。

ふと見上げると
空一面には巻積雲が広がっていた。
どこへ向かっているのか知らないが
小さな魚が群れを成して
泳いでいるようないわし雲だ。

「いわし雲 おおいなる瀬を さかのぼる」
飯田蛇笏



秋の代表とも言えるこの雲は
夏の入道雲に続いて好きな雲だ。
低気圧が近づいている場合に
出ることが多いのだが
今日の雲は違うだろう。
上空の乏しい湿度と冷たい寒気で
出来たものだろう。

明日は、濱ちゃんたちと海辺でBBQ
今日のように晴れたら良いな、
と考えながらいわしの群れと一緒に
街に向かって下っていったdoironなのであった


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