ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

鈴鹿おろしの中を5

2019年01月27日 21時18分44秒 | ウォーキング

阿自賀神社を出ましたら、
まだまだ田んぼに囲まれた田舎道を、
伊勢電鉄の線路の方に
向かって歩いていきます。



すると、ずっと前方のほうで
一両編成の電車が線路を
走っていくのが見えましたよ。



慌ててカメラを構えましたが、
ちょろっと移っただけでした。

この伊勢電鉄というのは、
前回、津で乗り損ねた電車です。
そのことをブログにしたら、
よく知っているジダンから、
伊勢電鉄はJRに間借りしてるんだよ、
という案内メールが届きました。

そうなんやなあ。

今日の最初に鈴鹿の受付嬢に
「駅はどちらですかねえ」
と方角を聞いたら
「近鉄ですか?それともJRですか?」
と聞かれました。

え~鈴鹿の駅って近鉄か
伊勢電鉄しかないのになあ
と思いつつ「JRって伊勢電鉄ですよねえ」
と聞いてみると「ああ、そうですね」
と答えなおしはりましたが、
なあんか秘密がありそうです。

で調べてみたら、そう伊勢電鉄が
JRに間借りしてるんや
ということが、ジダンからの
メールの前にわかりました。

ふ~ん、こんな線路間借りって
こともあるんですねえ。

ホームページを見てみますと、
「伊勢電鉄列車は18切符とかの
JRのフリー切符は使えませんので、
伊勢電鉄の切符を買ってください」
と書かれていたりします。

う~んなんか乗りにくい電車ですねえ。

途中駅には切符売り場もないので
電車に乗ってから切符購入なんですがね。

まあそんな具合にここの線路には、
JRの電車が走ったり、
伊勢電鉄の電車が走ったりするんですねえ。

さらにその線路に近づいていくと、
ああこんな四両編成の電車も
走っていきます。



これはもう全くJRの
電車って感じですねえ。

そんな電車を眺めながら、
今度は「地蔵大松」という場所を
目指します。

線路に沿って少し歩いて
くねくねと道を進んでいきますと、
左に大きな池が見えてきました。



これが山上池ですね。



見晴らしのいい池で、
鳥がいっぱいいました。



その池に沿って進んでいくと、
前方に大きな松の木が見えてきました。
これが地蔵大松です。



いわれは、昔地域の人々が
ここに昔からあった地蔵様を
湿地に埋めて信仰をやめた。
その埋めた地にあとでわかるようにと
その目印として松を植えたそうだ。



そののちに干ばつになったところ、
地蔵が現れてそこから水が
湧き出したことから、
ここにお堂を立てて
地蔵を祭るようになったそうだ。

そしてその目印になった松が
大きく育って今の姿になっているという。

黒松がどんどん枯れていく中で
ここの松は元気にそびえているそうだ。

確かに古くて立派な松の木でした。



ほんのわずかしかそこにいなかったけど、
5分くらいの間に3組が
お参りに来ていました。

地域でもしっかりと愛されている
松なんでしょうねえ。

木の上の方の枝が、
強い鈴鹿おろしの中で
歌うように音を鳴らしていました。

子供や孫の健やかな成長を
祈っておきましょう。



さあ、ではここから伊勢鉄道の方へと
再び戻っていきます。

道の横には大きな電気会社の
敷地が続いています。



そして伊勢鉄道の線路に出たところで、



地図通りに線路の横にあるはずの
道がなくて悩んでしまいました。

次の目標は石垣池公園です。
おおきな陸上競技場があるはずです。
地図と道があっていませんので、
そちら方面を頭に描きながら
歩いていきますと、
おおありました。
鈴鹿の陸上競技場です。



でもこの辺は陸上競技というよりは
サッカーに熱心なようですねえ。
競技場の周りをぐるりんと歩き、



住宅街の中から伊勢電鉄の
「玉垣」の駅の方へ地向かっていきます。

静かな住宅地が続きますねえ。
鈴鹿で働く人々の住宅地
って感じなんでしょうかね。

続く