ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

景色はとっても斑鳩2

2018年09月28日 21時33分35秒 | ウォーキング

カルチャーセンターのかかし達を見ながら、
北の方へと進んでいきます。



中には案山子のメンテのじいちゃんが
座っていたかもしれませんが、
無視しておきましょう。

田んぼの中の地蔵さんもかかし?
というわけではなく、
石の地蔵さんで前には
力石も置かれています。



それとなーく、歴史豊かな地域の地蔵です。

田園地帯が気持ちいですねえ~。
あ、なんとここにはこの夏の歩きで
doironを虜にした真田幸村君がいます。
まっててくれたんですねえ。



そのあと、地図には記載されていない
ような細い道を通って広峰神社に
入っていきます。
こんな道ね。



そしてこれが広峰神社です。



姫路にある有名な広峰神社を
意識して作られた神社です。
いやあ、神々しいほど質素で
静かな神社です。



そしてここには在原業平の
姿見の井戸があります。



え~どこかで聞いた名前の井戸ですねえ。

そう、あの斑鳩町役場の前に
よく似た井戸がありましたねえ。

でもねえ、違うのが彫った人で、
向こうは弘法大師500個目の井戸でしたが、
こちらは何と「聖徳太子」の彫った井戸です。

それにしても業平はあちこちの
井戸に姿を映すオシャレだったんですねえ。

ちなみに、年代を確認しておきますと、
業平から見れば聖徳太子は
250年以上前の人で
弘法大師は45年以上前の人
ということになりますから、
まあ年代的には不思議はないわけですねえ。

そんな井戸を見ながら進んでいきましょう。



さらにこの神社の北側には
「善照寺」というお寺があります。
よく聞くような名前のお寺ですねえ。
浄土真宗のお寺です。

まあこんなお寺はたいていの村にありますね。
お墓も一緒にあったりして、
地域の聖なる場所です。



ここには「冨生の松」という木があります。
福井県の冨生村から水路で
運ばれてきた松だそうです。

また兼六園の松のように
根が上がっており「値上がりの松」
といわれて珍しい松だ
といわれているそうです。

そしてこの松はミツバチと
共生しております。

アインシュタインは予言しましたね。
「ミツバチがいなくなったら、
4年で人類はほろぶだろう」と。

まあ順番から行けば、
まずは受粉できなくなった野菜とかは
育たないでしょうね。
人間が必死で受粉させるかもしれません。
でも収穫量は下がり、野菜を主食とする
肉等の生産も下がるでしょう。

そうなると人類は食料の奪い合いです。
弱肉強食の核戦争が起こり、
人類はその数を減らしていくでしょう。

やがてそんな世界は人類をも
滅ぼしていくという
こういうストーリーかもしれません。

野菜を大切に、ミツバチなど自然も
大切にしないと
尺度は違っても人類は滅びへと
向かって行くんでしょう。
冨生の松はそんな教えも
内蔵しているのかもしれません。

そしてその松の横には
「雷封じ込めの井戸」があります。



ああ、ここは業平が姿を映した
井戸じゃなかったんですね。
こんな安堵町のような平坦な土地なら
雷は怖かったんでしょう。
だから空にこんな姿を描きつつ、



雷神がここに閉じ込められたんでしょう。
まあ、こちらはミツバチと違って
ちょっとくすっと笑える井戸ですねえ。

近所では和泉市や堺の富木にも
こんな井戸がありましたねえ。

さあ、この辺が今回歩くコースの
最も北側です。
ここから南下していきます。

まずは安堵町役場へ向かって行きます。
途中こんなかかしのある施設もあります。



頑張ってますねえ。
この時通っている道は
太子道といわれています。

以前も大師道は通りましたねえ。
田原本の方を歩いた時ですね。
ネットを見ますと、
この道は明日香と斑鳩をつないだ道。
筋違道ともいわれています。

聖徳太子の死と生をつなぐ道といわれ、
歩く人もいるようです。
今後の歩きの参考にしておきましょう。

続く