ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

斑鳩はいかが?3

2018年09月12日 20時41分58秒 | ウォーキング

藤ノ木古墳を後にして、



ではさらに西部の方へと
進んでいきましょう。

田んぼに囲まれた田舎道ですねえ。
いいですねえって、
あまりうちの近所と変わりありません。

この辺の人はずるいというか、
合理的というかすごいんです。

田んぼの中にいてた
ピンクの卵を産むジャンボなタニシ
(スクミリンゴ貝)を
退治しているのですが、
捕まえては道路にまいているのです。



車が踏んでやっつけられるだろう
という判断なんでしょうが、
タイヤ径の細いロードバイクだと
踏んでこけちゃいそうですねえ。
本気で退治するなら、
琵琶湖の外来魚みたいな
回収箱を作らないとなあ。

その名も「やっつけちゃったカイ」
なんてどうでしょうか。

行政対応でやっつけるのなら
いい方法だと思うけどなあ。
まあ中には有料で引き取るという
自治体もあると聞きましたがね。



そうしてたまに地蔵が
あったりする地域を



歩いていきますと、
到着するのが「龍田神社」です。



いやあ、境内の木も
気合が入っていますねえ。
蔦がぐるぐるです。



境内に入っていきますと
「金剛流発祥の地」という
石があります。
これは「空手」ですか?
とおもったら能楽の一流ですね。



もう少し南の「川西町」のあたりに
「結崎流」というのが
発祥してましたねえ。
その石を取材したことがあります。

この辺りはこういう能楽が
熱心だったんでしょうねえ。

そしてここの境内で
一番驚いたのが「百度石」ですねえ。

これまで訪れたお寺や神社で
百度石があれば必ず写真を撮ってきました。

もう200枚近くあるんじゃないかなあ。
かつて「千度石」というのも驚いたし、
特徴のあるのは数々ありましたが、
ここの神社の百度石はすごい迫力でしたね。

これ。



もうこんな百度石なんかだったら
簡単なお願いはできませんね。

「地球に平和が訪れますように」

くらいはいのらないとねえ。

蘇鉄、



クスノキ。



しっかりお参りをして
続きを歩いていきましょう。

この辺り「龍田」は古い家も続く
古くて静かなまちなみです。



古くから万葉集などでも
「龍田」のなまえはよく見られます。
昔から「龍田越え」はここの
龍田を通る道で、先日歩いた
大阪の柏原市高井田に
通じる道を言います。

それだけに交通の要衝
ということは市場町としても
大変発達した場所だったりします。



こんな虫籠窓のある古い家々や
うだつの上がる家を撮影しながら



歩いていると、前から歩いてきた
高齢者がじっと眺めています。

「こんにちは」とあいさつすると
「古い家を撮影しているんやなあ」
と話しかけてきます。
「あ、そうですねえ。
この辺は古い家が多いですねえ」

「そうやねえ。この先のワシの古い家も
良く写真撮っていかはるわあ」
「昔からの家なんですか」
「というてもリフォームして
92年の家なんやけどなあ。
実は孫が結婚してなあ」
お孫さんがいてるんですな。
「ほんで今は倉庫を改良して
そこに住んでるわあ」
とまるでdoironを知り合いのように
話しかけてくるんです。

これはまあこの後も話が大変そうなので、
少ししてから
「OOさんですね。
そこの家も撮っておきます」
といい置いておさらばです。

いろいろと話を聞いてもらうのが、
きっと趣味なんでしょうねえ。

その家が多分これです。



フーン、立派なお家ですねえ。
きっと若い時は色々と
苦労されたんでしょうねえ。



今は開けているのかどうか知りませんが、
こんな石鹸屋さんや



田舎の立派なヨロズ店も並んでいましたし、



商店街のはずれでは
杉玉をぶら下げている
こんな酒屋さんもありましたよ。



斑鳩の地酒

「初時雨」



なんかを作ってはりました。



そんな龍田の古い街並みや
商店の通りを抜けて、
竜田川の方の村中へと進んでいきます。





途中こんな狭い道を
通り抜けつつ進んでいきますと、
川沿いに設けられた
公園に出るのです。



この中を抜けていく予定なんですが
「マムシ注意」だそうです。
気を付けていきましょう。



続く