ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼十一番藤井寺

2017年06月28日 21時07分44秒 | ウォーキング

四国めぐりも12回目となりました。

一年かけて四国をまわるという計画も、
これで終了となります。
そう、つまり四国詣でも
最後の旅、四国結願を果たすたび
ということになりました。

いやあ、始めたころはほんとに
一年かけて回れるのかなあ。
ちょっと都合の悪い月があったりしたら、
かけてしまうよなあ
なんてことを考えてました。

しかし、まあ引退したおっさんに
さほど大切な用事もほとんどなく、
いたって順調にここまで来たわけですね。

一緒に回っている首Dさんも
そうだったでしょう。

病気で弱っている体で
どこまで耐えられるか、
それはそれはとても心配だったに
ちがいありません。

でも、必死の思いで何とか
体長を整える努力を続けてこられ、
ついにここまでやってきたんだと、
なかば感動しながらの
最後の旅となったのでした。

バスツアーなので、
全体としては歩く距離は
短かったのですが、
途中の長い坂道のお寺なんかも
それなりにしんどかったです。

さあ、ではその四国結願の旅に
さっそく入っていきましょう。

この最終会の集合場所は、
天王寺でした。



これまで集合場所はそうやなあ、
天王寺と難波は半々ぐらいやったかなあ。

今回も乗客はほぼ満員です。
中にはずいぶんと顔なじみになって、
おはようございますと
挨拶なんか交わしながら
バスに乗り込んでゆくのです。

今回は、ちょっと天気が悪く、
雨がパラパラする中を
明石海峡大橋から淡路島を経て
進んでいきます。



この道もかなり通いましたね。
ずっと書かなかったけど、
淡路島の南あわじ市方面で、
自動車道沿いに弘法大師の像が
建っているのはご存知ですか。

車の中からちらっと見える程度ですが、
池の淵に建っています。

行きは出迎えに、出迎え大師
帰りは見送りに、見送り大師
ということです。

誰が建てたのかなあ。
もしかしてツアー主催の阪急さん?
まあ、淡路に行ったときには
注目してみてください。

とまあそんな高速道を飛ばしていきます。

この日は7寺、翌日は4寺を
まわるという打ち方となりました。

この日は、たくさん回るために、
食事はお弁当で移動しながら
食べていきます。

そのお弁当がこれ。



まあ、食堂に入って精進料理に
毛が生えた程度の飯よりかは
いいかもしれません。

先ず最初が11番藤井寺です。



ああ、あの西国33カ所の
5番札所と同じ名前ですねえ。

向こうは、渡来人「藤井氏」の氏寺として
作られたものだそうですが、
こちらは弘法大師お手植えの
藤の花があるからだそうです。

大師が山上に護摩壇を築き
17日間のお参りを終えた後
5色の藤の苗を植えたとのこと。

でも藤の花はねえ、
先月に四国に来た時がピークでした。
ほかの寺でも少しずつ
咲いていたりしましたね。

では今回はどうだろうかと、
駐車場でバスを降り歩いていくと、
おお大きな藤棚がありました。



中央に曲がりくねって生えている
大きな幹、さすがに年代物ですねえ。

でもねえ、藤の花はもうすっかり
終わっていました。
ちょっと前に、マイカーでこの寺に来た人が、
藤の花がすごいきれいと
報告をくれましたが、
残念!doironが来たのは、
ちょっと遅かったようです。

でもねえ、せっかくの藤井寺だし、
花もないのも寂しいので
ここの絵は、藤棚に藤の花を
付け加えて描くことにしました。



実際にはもっと花の数は
多く華やかなのかもしれませんが、
まあこんな感じで許しておいてください。

さあ、では藤の花の背後にある
本尊の方に階段をのぼって
お参りに行きましょう。

ここの本尊に関しては
興味深い話があります。

本尊の書銘では「釈迦如来」だそうですが、
薬師如来として信仰されているのです。

これはいったいなぜなのか?

続きます