ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼出発のとき

2016年07月08日 21時23分45秒 | ウォーキング

四国巡りを結願したことのある人
何人かに話を聞いた。

ひとりは入院までして
治療に専念していたアトピーが
結願とともに直ったというものである。

またもう一人の女性の人は、
熟年で離婚をし体調を壊して
ふらふらになっていたが、
結願してからはますます元気に
なってきたというものだ。

聞けば、プロ野球を引退して
四国巡りをしながらも
覚せい剤におぼれた
という人もいたが、
だいたいは四国めぐりとともに
運勢はいいほうへと
動いていったという人が多い。

しかも今年はうるう年で

「八十八番札所から回る逆打ち」

ができる年となっているそうだ。
ではなぜ逆打ちがいいのか、
もらったパンフレットに
書かれてあった
逆打ちのいわれを
かいつまんで書いてみよう。

このいわれは
「衛門三郎の物語」と言われている。

この衛門三郎が過去に
大師におこなった非道に気づき、
大師に会おうと四国巡りをしたが
会うことができませんでした。

しかし、ハタと気づき
逆回りをすれば
どこかで会うはずだ
と考えたんだそうです。

そしてあるうるう年の年に
逆打ちしつつそれでも
会えずに行き倒れようとしたときに、
そっと後ろから
抱きかかえてくれたのが
大師様であったという話があります。

それがまあ、
逆うちの始まりなんだそうです。

まあ、そもそも巡礼は常に
「同行二人」でお大師さんとともに
あるんだそうですが、
そういう話が拍車をかけて
「逆打ちは特にありがたい」
とこういう話になっているんだそうです。

まあそんな風に前置きが
長くなりましたが、
そんな言われなんかも
学びながら、doironと首Dさんは
梅雨の中、四国へと
巡礼の逆打ちの旅に
出かけたのでありました。

で、問題のウェアなんですが、
結局今回の初回でいくツアーの中で
その辺の説明が出てきており、
きっちりとそういうグッズを
置いてあるお店に、
まずは駆けつけます
というのでそこで
いろいろと買うことにしたのでした。

さいわいツアーには
お先達さんがついている。

先達の条件はすべてのお寺を
最低4回以上巡拝していることで、
その4回が8回、12回と
増えていくごとに
先達の階級が上がるといわれている。

今回の先達がどの階級なのかは
聞き忘れましたが、
まあとにかくは頼りにすることですな。

ツアーの出発は
「なんばパークス」でした。

月に6~7回くらい日にちがあって
その中から選ぶようになっています。

またその日がどれも都合悪くても、
出発地を「天王寺」なんかに
かえればまた別の日も
可能となるわけです。

このツアーは非常にはやっていそうだね。

逆にいえばそれだけ四国巡りを
望んでいる人も多いということなんやね。

第1回目の出発日は、
午前8時20分に
なんばパークス集合となっていた。

しかしなんばパークスの集合場所
というのがよくわからないので、
その日は少し早めに家を出発した。

電車は通勤の人たちで満車であるから、
違和感はぬぐえない。

これからは傘や掛け軸、
杖なんかも持って
乗り込むことになるのかなあ。

開き直らなければならないね。

受付で名前を呼ばれてバスに乗ると、
これがもう満員。

補助席は出していないが、
そうやねえ50人乗りくらいのバスに
43人が乗り込んでいる。



doironたちの席は
一番後ろの席となった。



これはまあ周りを
気にしないでのんびりと
座れるというものだ。

こっそり買ってきたビールも
飲み放題である。

でもねえ車内にトイレはないので、
その辺のこともしっかり
頭に入れながら飲まねばならないし、
まあ巡拝ということもあるので、
一応巡拝をすべて終えてから
飲むことにしたのである。





ガタゴトとバスに揺られながら続く。