ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

2015京都の紅葉 2

2015年11月27日 21時18分21秒 | ウォーキング

ことしの紅葉はどうだろうか。

doironが生まれて59回目の紅葉だ。
冬になって太陽光を利用しにくくなると、
葉っぱに蓄えられた養分が
幹の方に写り、
葉っぱは赤くなり一定の時期に
葉を落とし始める。

その時に紅葉の時期を迎えるわけである。
なにも人に見せようとか、
自分の役に立つ昆虫を寄せ集めようとかいうのではなく、
単に老化の一種のなかで、
鮮やかな真っ赤な色に染まっていく。

華やかな真っ赤な葉っぱに
単純に感動するだけではなく、
植物の命の営みも
静かにくみ取れる優しさの中で、
紅葉とその季節の光景を
愛でてみたいものだ。

「南禅寺」を出て、少し北に向かうと
「永観堂」があり、
昔から、「秋は紅葉の名所永観堂」の言葉がある。
そこに向かって歩いていこう。
南禅寺の横にある墓地の歸雲院の横を抜け、
大寂門をバックにしながら



北へと向かう。
このあたりには、東山中学校・高等学校の校舎があり、
人ごみにまみれて歩いていると、
静かな校舎内の音が聞こえてくる。



いやあ、それにしても
外はこんなにも賑やかで、
校舎内とはかなり様子が異なっている。

しばらく歩いていくと、
こんな山手の水道水の流れる
大きな溝も潜り抜けた後



右手に永観堂からの出口があった。

大勢の子ども坊主のような若者が立ち、
見張りをしているのだ。

それを過ぎたところにあるのが、
入り口だ。

参道いっぱいに人が群がっているし、
大勢の力士がここでも
交通整理や壁の写真にカメラを置いてる人の
撮影なんかを成業してはった。

彼らはそういう宗教学校の生徒とかなんやろなあ。
まあ、その場で邪魔にならんように
写真を撮ったり、しながら過ごした。

境内に入るには、一人1000円もいる。
これで、境内にいくつか入って
湯豆腐でも食べて帰るもんなら
それだけで数千円かかるわけであり、
交通費もいれたら1万円。

出来るだけ静かに、
採れる場所からの写真を撮って
帰ることにいたしましょう。

何枚か写した写真を並べておきますね。

















え~っと、こうして格安京都の写真家を装いながら、
バチバチと写真を撮りましたよ。



先ほど通った出口から、
永観堂を満喫してきたようなかおをしながら出て行きます。

しかし、南禅寺といえばやっぱり永観堂ですねえ。
道のあちこちにお店がありましたが、
え~っと貧乏なdoironには
恐ろしくて玄関に近寄ることもできません。

実は今日はちゃんとお弁当を持ってきているのです。
後でしっかりと食べましょう。

そんなことをいってるうちに
また南禅寺の方に戻ってきました。

相変わらず人はたくさんいます。

じっと見てると、
ひとり暮らしの女性、
カメラを抱えた年寄りジイサン、
自撮カメラを持った人々など
様々な人がいますねえ。

これから、日本のこういう観光地には
たいがいこんな人々があふれるんでしょうねえ。

doironも含めてね。

南禅寺の南側の道を上がっていきますと、
こういう看板が出てきます。



この看板を見たら、右手をしっかり見てください。

大きなレンガ造りの水路が見えてきます。



これが、この夏滋賀県で見てきた
琵琶湖の水路からつながる、
琵琶湖疏水の水路なのです。

明治時代に若い青年が責任者になって
作られた琵琶湖から、流れてきている水で、
発電なんかもされ
日本で最も進んだ疏水であったことを
知らない人も多いだろう。

ここでは、そんな水路が
山の中を轟々と流れたり、
またインクラインのすぐ横を流れながら、
その水路が一時船で
物を運び得るための短い水路があったことも
知られていなかった人も多いかなあ。

この山の中を流れる水路、
そして河川の入り口あたりを流れる水路も
しっかりと見学して帰ることにしよう。

とくとくと進む。