ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

2014夏の御坊

2014年09月08日 21時38分48秒 | 生活

かなり家の方も落ち着いてきたので
和歌山県は御坊にある実家の点検に行ってきた。

それは義親が介護になってから、
近所に引っ越してこさせたので
空き家になっている家の状態と、
その隣にある空き地の雑草の様子を見に行くためである。

今年の大雨で各地で水害が起こっている。
実家の前にもメダカが泳ぐ小川が流れていて、
そこが以前に何度かあふれたことがあったので、
今回もその影響がないかというのが心配だった。

夏は行楽客で阪和道が混むから
行くのを避けていたというところもあるのだが、
先日海に遊びに行ったときには
さほど渋滞もなかったこともあって、
そろそろよかろうと判断して行くことにしたのだ。

世間の夏休みもおおむね終わったしね。

点検もあるがもちろん楽しみにしていることもある。

ひとつは、その家の前の小川でのメダカ捕りだ。
すくってきたメダカは家で大切に飼っているし、
近所の友達にもあげて
今はご近所はちょっとしたメダカブーム。
それぞれ生まれた子供を交換したりして、
大切に増やしてくれているようだ。

楽しみのもう一つは、空き地に植わっている植物の収穫。

柿の木が2本あるがそれはまださすがに早かった。
葡萄、イチジクは捕り頃かもしれない。
高速道路をビューンと飛ばして、
約1時間半ほどで到着。

ざっと見ると、周辺の稲穂も無事に育っているようだから、
さほどひどい水害はなかったようだ。

家の方も、前回きたときのように
川があふれたような痕跡も残っていなかったので
ほっとひと安心。

家の中にはヤモリが一匹干からびていただけで、
他に特に異常はみられなかった。

ただ、空き地の雑草がひどく、
立ち入りも憚れるほどであった。

また近所のお兄さんに
草刈りを頼まなければなるまいて。

収穫の方はというと、
今年はどうやら柿は不作のようである。
緑の実が数個ついているだけだった。

まあ、何も手間をかけていないのだから、
当然かもしれない。

それに柿の木に巻きついているヤブカラシも
かなり生育しているから、
そのせいもあるのだろう。
さすがに「藪枯らし」と呼ばれているだけのことはあると、
悔しいがちょっと感心した。

とりあえず、そのヤブカラシは根元のツルを
チョキンと切っておいた。

今年の夏が天候不順で、
今野菜の値段が高騰しているように
ブドウもイマイチだし、イチジクは熟した順に
虫にやられているようだ。

唯一、今年の豊作を喜んだのが

「むかご」

こんな感じでフェンスにいくつもツルが巻きつき、



中には全然使っていない
家庭用ボイラーの中にまでツルが入り込んでいたりした。

それは当然除去したうえで、
ツルからこぼれ落ちないように
注意しながらむかごを収穫した。

これ。



違う違う、それはむかごじゃなく、ムカデ
本当はこれ



さあて、これらはどうしましょうか。
むかご飯にするか、



甘辛く炊いてつまみにするか、
そこはやはりミセスの気分にお任せしよう。

こんな収穫があると田舎もなかなか
捨てたもんじゃないと思ってしまうもんだ。

あ、残念ながらメダカは
川の水が多すぎて収穫できなかったよ~

そんな実家の家と空き地を
ずいぶん前から売りに出してもいる。
しかし、なかなか買い手が現れない。
田園地帯の一角で、虫の音なんかも素晴らしい所なんですがねえ。

それはやっぱりあの東北の災害以来のことで
海に近い土地はどうしても敬遠されがちなんだそうだ。

ま、売れなくてもそれはそれで、
別荘替わりに使えばいいかなと最近は思っている。

「僕のアトリエ兼書斎にしてもいいなあ」
と言ってみたが、
ミセスの返事はなかったなあ。

追伸

今日は仲秋の名月。



よく晴れてきれいでしたねえ