ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今年も都大路に熱い風が吹く

2012年12月18日 21時31分21秒 | マラソン

さあて、もうすぐ京の都の風物詩、
全国高校駅伝が開催される(23日)。

しばらく、行けてなかったが、
今年は天候の状況を見ながら、
気候が良ければ現地に行こうと思っている。

昨日の全国実業団女子駅伝で
初優勝を果たしたユニバーサル
のメンバーである新谷が
3年連続1区区間賞を飾った3年生の大会の時、
doironは現場に見に行ってたもんね。

そんな具合に高校駅伝の記憶は数限りなくある。
これはdoironの最も好きな大会だ。
何より選手のひたむきさがいい。
まるで自分の未来に向かって走っているような
情熱であふれている。
毎年この時期になると、
ワクワクし始めるのだ。

少し今年の参加校について
勉強をしたので、
今年も大会の展望を記しておこう。

まずは男子。

今年のニュースはなんといっても、
愛知県代表豊川高校の
彗星のごとき登場だ。

愛知、豊川とくればこれまでのイメージでは
男子では豊川工業だが、
今年はこれを破った豊川高校が
見事初出場を決めた。
それだけでなく、2時間4分17秒と
従来の県大会記録を2分以上縮めるという
驚異的な記録をたたき出している。

加えて9月の日本海駅伝でも
主力級を欠きながらも
2時間04分08秒の大会新もたたき出して優勝
という文句なしの実績を積んでいる。

初出場にして初優勝という位置にいるのが
この豊川高校だ。

そしてもう1校。
今年の高校駅伝が2強の争いといわれるのは、
この高校がいるからだ。

兵庫県代表西脇工。

地区予選を豊川に次ぐ2時間05分06秒で制したその力は、本物だ。
日本海駅伝では2時間4分台で走ったものの、
豊川高校の後塵を拝しているが、
全国大会最多優勝を誇る
伝統のある古豪のこと、
都大路にあわせてきっちり調整はしてくるだろう。

勢いでは豊川、経験では西脇工。

今年で63回目を迎える伝統の高校駅伝の
プレッシャーは計り知れない。
それを乗り越えるノウハウを持つ西脇が
最有力候補とdoironはみている。

三位以下は、昨年優勝の世羅がやはり強いだろう。
長野の佐久長聖の予選タイムは
2時間8分台と平凡だが、
2位以下に7分近い差をつける独走での優勝だっただけに、
8分台が本来の実力ではないだろう。

選手個人個人の走力では
全国5本の指に入っている。
伝統の切れ味が出れば
上位入賞どころか3位以内を目指せるチームだと思う。

その後方でもう一つ見ごたえのある高校が
和歌山北だろう。

これまでの記録を大幅に塗り替えて、
2時間7分台で県大会を制している。

ノリのいい関西校のこの勢いは侮れんだろう。
注目してほしい。

次に女子だ。

これもやはり愛知県勢の強さが目立つ。

昨年優勝の豊川高が
あわよくば男女アベック優勝を狙っている。
4年で3回の全国優勝という実績を鑑みると、
選手もさることながら、
今の指導陣がいかに充実しているかが伺える。

したがって、本番に向けての調整にも
きっと抜かりはないだろう。

2位に3分以上の差をつけて
これまた独走で1時間08分24秒の
県大会での記録を持つ豊川の
優勝の可能性は高いとみている。

ただ、これを脅かすのが
京都府代表立命館宇治だ。

近畿大会では豊川の県大会タイムを
上回るタイムで優勝している。
地の利も生かして実力を出せば、
もしかしたらこの2校の
トラック勝負になるのではと思っている。

面白いところでは
福岡県代表の筑紫女学園だ。

駅伝成績では1時間8分57秒
というタイムなのだが、
男子の佐久長聖同様、
個々の走力は高く
駅伝成績の伸びしろは大きい。

加えて24回の大会中
20回の出場を誇る伝統高である。
こちらも是非注目です。

女子は10時20分。
男子は12時30分スタート。

今年も熱い都大路を期待したい。