毎週エイに集っているのですが
これが最近滞りがちである。
というのもメンバーが2人に
減ってしまったので、
一人が都合悪いと、
ほぼ中止になってしまうからだ。
doironのお相手のS藤さんも
重責の仕事が忙しく
たびたび中国に出張されるので
そんなときは中止になるか、doiron一人で
常連さんたちとちょこっと会話しながら
ちゃちゃっとご飯を済まして帰ってくることになる。
そんな事情の中で
ここんとこのエイも、しばらく中止となっている。
doironも忙しかったし
なにより、S藤さんの体調がすぐれていなかった
というのが原因だ。
S藤さんの体調といいますと
ちょっと前に
顎関節症で大きな口を開けられないので
困っているとメールがありました。
しかし仕事が第一と、そのまま
中国に行き
食事もろくに喉を通らないまま
痛みに耐えて勤めを終えてこられた。
2週間、ロクに食べ物を口にできなかったので
体重も一気に4キロ減となったそうだ。
へえ~、うらやましい
などといってる場合ではない。
お腹がすいても食べられないという
ご本人の苦しみは察して余りある。
結局、帰国後すぐに受診した町医者で
紹介状を書いてもらい、大きな病院に行ったところ
顔面内に膿がたまっていて
即、入院をし、当日に緊急手術をすることになったそうだ。
よっぽどひどかったんでしょうねえ。
その病院はというと、
なんとdoironの主治医のいる
岸W田市民病院
でした。
そして今も入院されている。
そういえば、この病院では
他にも友達が
副鼻腔炎の手術をしたことがあったなあ。
歯科口腔外科という診療科目を
持っているくらいだから
その辺が得意なんでしょう。
ということなので
連絡をいただいた翌日に
さっそくお見舞いに行った。
見舞いに当たっては
何を持っていこうかとても悩んだ。
食べ物はまだおかゆ程度なんだそうだ。
だから口にするものはあかんやろしなあ。
結果的に
口の中には膿を切り出した傷があって
まだガーゼが貼られており
毎日のガーゼ交換が
とても痛いと言ってたので
持っていかなくてよかった。
で、次に考えたのが
花
でもねえ、最近はアレルギーとかもあって
生花はNGの病院も多い。
ならばと、選んだのが
本
多分、身体は元気だろうから
きっと退屈してるだろうと見込んだわけだ。
S藤さんの好むのは
これまでのエイの話を総合すると
歴史
経済
あたりの話だろう。
それに最近の話題という選択肢を加えて
選んだのが
「海賊と呼ばれた男(上・下巻)」
もしかしたら読んだかもしれないが
もしそうだったとしても
doironも読んでみたいので
それにすることにした。
病院に行くと、ベッドに座って
点滴をしている真っ最中でした。
あまり開けられない口で
おしとやかに話をしながら
見舞いの品を差し出すと
「あ~、それ読んだわ」
だって。さすがやねえ。
読書家のS藤さんだけのことはある。
今度行くときは
メールで確認してからにした方が
よさそうですね。
ま、今回のこれは想定内だったので
こうなった時のために
先日描いた狸の絵手紙を持っていってたので
額に入れたそれを渡すことにした。
普段忙しいS藤さんですが
こんな時だからこそ
ゆっくりと寝て、
また元気になったら
やるときはやる。
ということで丁度良かったかもね~
退院は今週中ということで
エイで大口開けて
おでんを食べられたら
それが全快祝いとなることでしょう。