ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

70周年だんじりパレード

2012年04月20日 23時00分29秒 | 最近の出来事

doironが生息しているのが

泉O津市

今年、市制施行70周年を迎える。
70年前と言えば
昭和17年である。
どんな年であったのか
ネットで探ってみると
その頃はミッドウェー海戦などもあり
なかなかキナ臭い年であった。
そんな年に、市制が施行された
我が市が、今年
めでたく70周年を迎えました。

こういう場合、行政としては
10年単位、あるいは5年単位で
様々なイベントごとを
開催したがる傾向にある。
それに要する経費が
国や都道府県の交付金かなんかの
対象となっているのかどうか
よく知らないが、
たいていの自治体は
何らかのイベントをいろいろと
開催したがる。
ま、言ってみれば、この機会に
市民に市政への関心を高めていただく
といった効果を期待しているのだろうかね。

我が市も、70周年ということで
今年いろんなイベントが予定されている。

主に、集客力に期待して
芸能人を活用したイベントの計画が
広報などで報じられているが
市民自らがイベントを企画して
周年を祝おうというのもある。

そのうちの一つが
市内に20台あるだんじりのパレードだ。
厳密にいうと市内にある
だんじりは19台なのだが
神社ごとの氏子の祭りだから
隣接する市のだんじりも
1台混じっているのだ。
太古の昔からの
人々の営みと
あとから覆い被せた行政区の
枠組みに、少々誤差ができるのは
仕方ないのかもね。

で、今日はそのだんじりパレードに関する
2回目の実行委員会が開催され
doironは
8町地区の年番長として参加してきた。

泉O津市には大きく分けて
2種類のだんじりがある。
一つは、岸和田と同じ
前梃子のある「下だんじり」で
曲がり角を高速で曲がる
「やりまわし」
を売りとしている。
そしてもう一つは
だんじり同士をぶつけ合う
「カチアテ」を売りとする
「上だんじり」である。

そもそも祭りの形態の異なる
2種類のだんじりが
一堂に会して
合いまみえるわけであるから
それぞれの思惑が、
会議の端々でちょっとした
見解の相違を生じさせる。

それを、遺恨のないように
進めていかねばならないから
実行委員会はちょっとぶつかったり
譲り合ったりしながら
けんけんがくがく
ではなく
うだうだと進んで行くわけだ。

祭りに対する基本的な考え方が
まったく異なるので
ひとつひとつ、根本的なところからの
議論になるため
会議は遅々として進まない。
セレモニー場所や開始時間など
4~5項目ぐらいを
決定するのに2時間もかかってしまったわん。
会議の最後には
今後の予定として
9月末の開催イベントというのに
5月にはもう2回の会議の予定が
入れられた。

今年の祭りは、何かと大変で
えらい時に年番長になったものだと
つくづく思う今日この頃だ。