今朝起きて、カレンダーを見ると9月9日。
重陽の節句、もしくは菊の節句である。
待てよ、てことは確か今日は・・・と思い、
愛犬グーに聞いてみた。
「もしもし君の誕生日はいつだったけ?」
そしたらグーちゃんが答えた。
「くぅ~(9)。くぅ~(9)」
そうかそうか、今日は君の誕生日でした。
ハッピーグースデイ
で、君はいくつになったのと再び聞いてみると
「ワン(1)、ワン(1)」だって。
そうやね、グーちゃんは2000年9月9日生まれ。
今日で11歳になる。
う~ん、君は天才犬だ~
犬の11歳は人間に換算すると、
およそ60歳だそうだ。
そういえばようやくこのごろ
分別ができてきたなあ。
そんな年頃になっていたのね~
それにしても
いつの間にお前は主人の歳を超えたのだ?
そうか、おまえはもう人生、
いや犬生で定年の年頃なんやなあ。
もっとも、おまえはことのほか
のんびりと日々をすごしていたなあ。
定年ていったって、
毎日が定年後の暮らしのようなものだったもんね。
人間の場合、寝てばかりしていると、
すぐにぼけてきてしまう。
特に高齢者は大変だ。
だけど、お前の場合、
昼の大半は寝ていたし、
夜もお腹を上に向けて、
人間のようにムニャムニャいいながら
ぐっすり、いやむしろ人間よりぐっすり寝ていた。
よくぞぼけずにここまでこれたものだ。
やはり君は天才犬だ~
キミマロが言ってた。
ぼけないためには、
毎日ぼけたように暮らせばいいんだって。
そうすれば、
ぼけないていうか
ぼけてもわからないのだそうだ。
それからこんなことも言ってた。
今は四人に1人がボケる時代だから、
肝心なのは3人で行動することだって。
ま、そんなことはさておき、
君の誕生日をどのように祝おうか。
60歳にふさわしく、赤いチャンチャンコでも着るか?
とりあえず買ってきてあげた
スルメでもしゃぶっていただこうかね。
グーちゃんずっと長生きしてな。
スーちゃんのためにも、ね