大関「魁皇」が勝星で千代の富士の1045勝を超え、
単独史上最多となる1046勝を昨日マークした。
大関在位場所数、場所幕内在位数、
幕内出場回数、幕内勝利数などの史上1位を引き連れての快挙である。
また彼は現役最年長(38)でもある。
八百長問題など数々の大相撲の
汚れたニュースを乗り越え、
寄る年波にも耐えた
清廉潔白の勝利で記録を飾った。
朝青龍の優勝記録がかかった
九州場所の千秋楽。
体育館に湧き上がった声援が、
大記録達成を目前にした横綱への声援ではなく、
地元九州出身である魁皇への
満員の「魁皇コール」だったのは記憶に新しい。
外国人力士の活躍ばかりが目立つ大相撲で、
日本人力士が打ち立てた偉大な金字塔だと、
doironは絶賛したい。
その魁皇もこの名古屋場所最終日に
39歳の誕生日を迎える。
そして、スポーツのニュースで、
もうひとつ心の躍るニュースがあった。
もうお分かりだろう、
なでしこJAPANの女子W杯、初の決勝進出だ。
いやW杯だけではない、
五輪も含めての世界大会で
初の決勝進出である。
彼女たちは間違いなく、
力ずくで歴史の扉をひとつこじ開けた。
この際だ、そのさらに奥にある
金色の扉も開けていただこう。
古代信仰では性別はないとされている観音様。
今は一般的には女性のイメージが強い菩薩であるから、
景気よく金色の扉は観音開きで開いていただこうじゃないか。
観音菩薩は別名「救世菩薩」でもある。
津波や放射能で沈滞ムードの否めない日本を
救世するさらに明るいニュースを期待したい。
決戦は18日未明。
トライアスロンで疲れた浜ちゃんもたたき起こしてTV観戦だあ~。
では、明日朝5時に
皆生に向かいます。