ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

見た目

2011年07月06日 22時08分21秒 | 最近の出来事


アナログテレビの左下に出ている

アナログ放送終了まで
あと〇〇日

の表示が

現政権終了まで
あと〇〇日

に見えて仕方ない今日この頃。
みなさんはいかがおすごしでしょうか。

さて今日は「見た目」にまつわる
お話を少しばかし書いてみましょう。

始まり始まり

先日、コメントをいただいた
「のん」さんというのは、
職場の先輩だった人なのです。
その人は仕事でも先輩でありますが、
マラソンでも先輩でした。

以前、何度かこのブログにも
登場していただいたことのある先輩「Kさん」こそが、
自称“のん”さん、その人なのです。

こののんさんが見た目がとても若いのです。

きみまろの漫談に
必ずといって登場するくだりが、

「あのねえ、人間は姿かたちじゃありませんよ。
大事なのはねえ、

見・た・目。これが一番大事なんです。」
というフレーズなんですが、
のんさんは本当に見た目が若いんです。

どれくらい若いかというと、
つい最近6歳の幼児にまで
「のんさんて若いね~」といわれたほどなんです。

もうとっくに還暦も過ぎたとうのに
顔は童顔で、髪は黒々してはります。

自分の息子とは兄弟に見られ、
孫とは親子に見られるそうです。

きっと、昼間っから、
ジョギングしてたら
「ええ若いもんが・・」
といわれたりしているかもしれません。

一方、
doironはというと、
これが若く見られたり、
老けて見られたりと様々です。

だいたい仕事のときは若く見られ、
遊びのときは老けて見られる
という傾向があるように思いますが、
自分で自分は見慣れてますので、
その辺のところはよくわかりません。

自分的には40代のパフォーマンスと
見た目は維持できていると思っているのですが、
どうもそのことにはかなり無理があることを
自覚しなければならないできごとが最近ありました。

久しぶりに映画でも見ようと思って
映画館に行ったときのことです。

「阪急電車」
もしくは
「岳」が見たかったのですが、
時間が合わず、
仕方なくスピルバーグの
「スーパー8(エイト)」を見ることにしたんです。

切符売り場には、
数人が並んでいました。
いまや映画館は、
会員割引やレディースデイ、
夫婦50割引、
シニア割引等々いろんな割引サービスがあって、
一般料金で映画を見る人は稀のようです。

夫婦どちらかが50歳以上なら
二人で1000円というのは
doironも多用しております。

でもこの日は一人だったし、
何の会員でもないので
一般の1800円で入るつもりでした。

順番が回ってきて、
「スーパー8」を一枚というと、
「はい。1000円です。」
というではないか。
ん?会員でもないし、
深夜割引の時間帯でもないし、
映画の日というわけでもないので、
一瞬不思議そうな顔になったんでしょうね。

その窓口の女の子が少しあわてたように、
「シ、シニアの方じゃございませんか?」
というではないか。
で、聞いてみた

「シニアて何歳から?」
そしたら
「はい、ろ、65歳からです」だって。

その若い娘は少なからず動揺しているようでしたな。
思わず、
「まだ10年以上あるわい。
何やったら免許証見せよか?
それとも戸籍抄本とってこようか?
あるいは、
証人100人くらい並べたろか。」

と暴れたくなったが、
そこはぐっとこらえて、
「証明するものがいるん?」と聞いたら、
「一般でのご利用ならいりませんが」という。

そりゃそうやな。
一番高い料金で入るんやから、
なにも文句はないはずや。
と、思った頃から、後悔し始めた。

何もムキになって否定せんでもよかったんや。
ちょっと腰を曲げて

「え?わしゃ耳が遠くてな。
目もよく見えんのじゃが・・」
と演技をしてやったら800円得したかもしれんわなあ。

とそのときは後悔したのだが、
よくよく考えたら、
耳が遠くて、目も見えんかったら、
一人で映画には来まへんわな。

今度映画に行くときは、
でこにしわをいっぱい描いて、
目にクマを作って、
腰もまげて杖もって行こうと思った、
見た目の老けた
doironなのでした。