ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

爪みがき

2011年07月08日 22時28分50秒 | 最近の出来事

ブームに火がつくと、
大勢の人が一斉に買い求めるために
店頭からその商品の姿が
消えてしまうものがある。

こんな現象は、そうやなあ、
オイルショックのときの
トイレットペーパー売り切れ事件
くらいから始まっているかな。

記憶にあるところでは、
「たまごっち」、
「任天堂DS」、
「コエンザイムQ10」、
「食べるラー油」なんかがある。

いろいろ考えれば他にもあるだろうが、
ま、だいたいそんなところだろう。

そんなブームの火付け役は
テレビ番組で取り上げられたことによるものが多い。
先日、何の番組だったかは覚えていないが、
ある商品が取り上げられていた。
それは、

「爪磨きのついた消しゴム」。

消しゴムを入れてある紙のケースの表面に、
粗磨きの面と
仕上げ磨きの面といった加工を施してあるものだ。

発案したのは

「サンスター文具」

で、その商品名は

「ネイルとケシゴム」

という。


サンスター文具HPより

ネイルのデコレーションデビュー
などがまだ許されていない
小学生女子達に爆発的に売れているのだそうだ。

粗磨きで磨いた後、
仕上げ面で磨くと爪がピカピカになるらしい。

そこで自分の爪をあらためてしげしげと眺めてみた。

貧相な爪である。
先端は爪きりで切ってあるが、
下手な手入れでギザギザ。
表面もつやがなく、
よく見ると細かい縦じわが入っている。

爪は体のバロメーターという見方があり、
それに照らし合わせてみると
doironの爪からは、
カルシウム不足と
過労及び老化現象が読み取れる。
だからといって、
爪の手入れをきちんとすれば、
そういった症状が緩和される
というわけではない。

ましてや老化現象が
改善されるというわけでも決してない。

それでも、爪の手入れは
“見た目”改善のためにも必要なことだろう。
なので一度試してみるかと思い、
近所のスーパーに行ってみたが、
軒並み商品は空っぽ。

店の人に聞いてみたら、
やはりあのテレビ放送があった直後から
飛ぶように売れ、
仕入れようと思ってもメーカーにも在庫がないらしい。

ではいっちょう別のルートから当たってみるかと、
出入りの文房具業者さんに声をかけてみたが、
ここでも返ってきたのは
同じ答えだった。

これぞ、かつてのたまごっち現象である。

ものがものなので、
価格は1個200円と安いものだから、
買う人はまとめ買いをする
という傾向もあるんでしょうねえ。
とりあえず文房具屋に予約発注をかけておいたので、
入荷したらまた紹介しましょう。
ただし情報によると、入荷は10月頃に
なるかもしれないらしい。

それにしても、
このブーム商品を作った
サンスター文具という会社はかなり面白い。

かつて「象が踏んでも壊れない」
を売り文句に売り出した筆箱もヒット商品だったらしい。

ホームページを見ると、
ユニークな商品が目白押しであった。
今回の取り組み同様、
アイデア重視のこの会社、
一度HPを覗いてみたら面白いと思いまっせ。

それとそんな話をしていたら
お徳情報をゲットした。

なんでも、コンビニやスーパーの
感熱式レシートが
爪みがきにとてもいいらしい。

レシートの裏面で
磨いた(粗磨き)あと
表面で仕上げ磨きをすると
あ~ら、不思議
けっこう綺麗に磨けましたぜ。

一度試してみてくださ~い