ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

祝福と不安と期待

2008年10月08日 22時47分06秒 | 最近の出来事
日本人3人が今年のノーベル物理学賞を独占した。

喜ばしいことではあるけど、
なんか大盤振る舞い過ぎて
関係者も戸惑いの色を隠せないように思う。
詳しいことはまったくわからないが、
大きなくくりでいうと、
三人とも素粒子の研究をされているらしい。

まもなく本格稼動が取りざたされている、
欧州の「ハドロン型衝突加速器」なる実験装置で、
これまで未発見だった素粒子のひとつ

「ヒッグス粒子」

の発見が見込まれていて、
この発見には間違いなく
ノーベル賞が与えられるといわれており、
そのためにも今回の受賞者の三人が
研究している基礎理論構築の功績に対して
前もって
ノーベル賞を与えておくべきだという思惑が、
今回の受賞につながった
という見方もある。

また
実はこの加速器の稼動に対して
強い反対の意見があるので、
それを押さえ込むという
もくろみも見え隠れしているようだとも言われている。

で、なぜ反対の意見があるかというと、
その加速器が稼動すると
極小のブラックホールができ、
それが地球を飲み込むのではないか
という懸念が叫ばれているからだ。

ブラックホールの出現なんて
まったく我々凡人の理解を、
何光年もはるかに超えたところにある
考え方なんだが、
それこそ都合の悪い思惑を
すべて飲み込んでもらって、
わしらの未来に実のある実験になればいいなと
思っているdoironなのじゃ。