初めてジョギングシューズを買ったのは31歳の頃。
いまから21年以上前のことだ。
初めて買ったのは、アシックスの
「ターサー」
アッパーが水色で
ブルーのラインが入っていた。
当時、
画期的な衝撃吸収剤
「αゲル」
をかかと部に組み込んだシューズで、
価格は確か9800円だったように記憶している。
「ターサー」が初めて発売されて
今年で25周年を迎えるらしいから、
その当時わしが買ったのは
3年目くらいのモデルだったんだろう。
以来、
勝負靴はずっと「ターサー」だった。
当時、
ナイキはエア、
ランバードはソルボセインによる衝撃吸収、
アディダスは足のねじれの動きを意識した
トルションシステムを売りにしていた。
それぞれ試してみたが、
やっぱり「ターサー」が一番しっくりきていた。
しかし、今年の春、
行きつけのランニングショップで
シューズを物色していたとき、
見つけたのが、アディダスの
「アディゼロ」。
エチオピアのハイレゲブレシラシエが、
2年前のベルリンマラソンで
その年の世界最高記録で優勝したときに
履いていた靴がそのアディゼロ。
その彼が今年も同じベルリンマラソンで
2時間3分台という驚異的な世界最高記録を出して
優勝したというニュースは記憶に新しいところだ。
今年の彼の靴は、
何だったんだろうと
新聞各紙を見てみたが、
いずれも同じロイターの配信画像で、
黄色い靴だったという以外は分からなかったがね。
その店にあった「アディゼロ」が、
彼が履いていたのと仕様が同じかというと
それはかなり違うだろうが、
少なくともコンセプトは共通しているだろう。
クッションも悪くなさそうだし、
持ってみても軽い。
しかも靴底に大きなメッシュが採用されており、
通気性、水はけもよさそうだ。
それに何より旧モデルなのでかなり安かった。
これが一番やね。
今はまだ勝負靴でレースに挑むというような
身体の状況ではないこともあって、
この機会に試してみるには
ぴったりの靴ではないかと思い
購入することにした。
するとこの靴が、
はいてみると予想以上に足、
いや身体に馴染んだ。
気に入ったので、
履き始めるようになってから
2足目を買いにいき、
夏のトライアスロンでも試してみようと、
3足目も購入し、今に至っている。
皆生では、長丁場だけに
あちこち擦れて血だらけにはなったものの、
それは履きこめば克服できる範囲だ。
それより
暑さの中でさんざん水を頭からかぶったから、
水はけのよさにはずいぶん救われたね。
今シーズンも、この靴でよ。
そんなわけで
今日は、マラソン世界最高記録保持者も
doironと靴の趣味が
同じじゃったという、
そういうお話でした~
え、違う?
そういうことじゃない?
しっつれいこきました