雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

僕と先生

2017-08-24 21:00:00 | 
著者 : 坂木司
双葉社
発売日 : 2014-02-19

坂本司著"僕と先生"を読みました。
"先生と僕"という本の続編です。
続編だと気づきませんでした。
"僕と先生 2"という題名にしたらいいのに、別に
ひっくり返す意味ないと思います。

頭がいい中学生の隼人と、名目だけ家庭教師の
大学生の双葉が出会うちょっとした事件を解く
話しです。

高価なチョコレートを買いに行って出会った出来事です。
チョコレートが一粒亡くなっていました。
一粒が二千円もするものです。

先輩の柏原さんはアルバイト先のマスターが親切に
してくれるのは好意があるからなのかどうか知りた
がっています。
隼人と双葉はその喫茶店へ様子を見に行きました。
マスターはトラブルを起こさないよう努力しています。

就活中の先輩が意地悪をされました。
面接中にエントリーシートを隠されました。
犯人は集団面接のメンバーの一人だと見当をつけます。

ラーメンを食べに行って、そのビルの掲示板に写真が
貼られているのに違和感を持ちます。
前に行った時は別の写真でした。
何のために貼られているのか疑問に思いました。

このシリーズ、読んでいて楽しくないです。
坂本さんの作品のほとんどは好きなんだけどね。
なんか話のすべてが平坦で、何が起きてどう解き明かしたか
はっきり認識しないうちに終わっているという感じがします。