雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

あやつられ文楽鑑賞

2011-11-02 20:24:18 | 
三浦 しをん
ポプラ社
発売日:2007-05


三浦しをん著"あやつられ文楽鑑賞"を読みました。
これは小説ではありません。
文楽の太夫、三味線、人形を操る人を楽屋に訪ねて
インタビューした話や、見た感想や、出し物の内容を
紹介したものです。
文楽に関するものを何か読んだことがあるなぁという
気がしました。
なんのことはない三浦さんの作品の"仏果を得ず"を
読んだのでした。こちらは小説です。

本当に楽しそうでこの本を読めば文楽を見に行きたく
なります。
名古屋では文楽をやっている常設館はなく年に1回
上演されるようです。
おもしろいと感じられるぐらいたびたび見にいける
環境にないので、文楽とはどういうものか知ることが
できてありがたい本です。
仮名手本忠臣蔵は朝から晩まで一日通しで演じられる
ことがあるそうです。演じられる人も観る人も
体力が必要ですね。
仮名手本忠臣蔵内容が紹介されています。江戸時代に
起きた実際の出来事をもっと前の時代に移し、登場
人物も別の人に置き換えられています。
今の時代では理解に苦しむとんでもない内容だったり
するそうです。

一度は見てみたいですね。
東京か大阪まで見にいけばいいのですがまずは
来年の名古屋公演に行きたいです。
今年は10月13,14日だったようです。
文楽公演のちらし等が目に入ることはまずないので
いつあるのか注意してなくてはいけません。
覚えていられるでしょうか。10/20