生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

戦場の男達

2006年03月26日 | 第2章:心理療法の基本
戦場での肉弾戦を私は知りませんが、殺戮しあった体験をしているにも拘わらず、無言で何も語らずに、平穏で、健康的な人生を送った男達を身近に知っていました。さて職業上、大脳での神秘的な現象をしばしば見ます。あまりにも衝撃的な体験をすると大脳は一切を記憶の外に押しやるのです。大きな自然の知恵が働いて辛い記憶を外に押しやろうとしているのに、<浅学>は自然の摂理に反する努力をしてしまいます。ここに<医師の犯罪>のように<善意の営みの悲劇>が起きてしまいます。臨終を迎えるまでそーっと秘密にしておくべき人生があります。あえて秘密にしていても、<身体症状>も出ずに、健康に、明るく、爽やかに生き抜ける事例もあるのです。逆に<忘れられない辛い思>を<体験の解釈を変える>事で生き抜く知恵とエネルギーを獲得出来る場合もあります。どちらの方法が良いか、冷静に識別したいものです:<負傷者論:75-2>:

人気blogランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナイチンゲール | トップ | キューピットの矢 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

第2章:心理療法の基本」カテゴリの最新記事