生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年09月07日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
青年時代、私の為に某大会社の社長さんが私を支援してくださいました。しかし当時の私は、色々の事情を感じて、その支援して下さった社長さんの期待を裏切り、別な道を歩き出します。天国でお会いした時に、互いにその事情を許し合っているとは思いますが、生きているこの世の常識では、やはり期待を裏切った事を詫びて土下座したい気持ちなのです。別な道を歩み出した自分があって、今の仕事を数十年しているわけですが、社長さんの期待に沿って生きたならば、私は多分、精神病棟で生活する羽目になつているような気がします。別な道を歩き出した私の心境には裏切り者という自責の念もありましたが、何と幸福な道だろう、と天にも昇る幸福感を感じていました。ですから自分が幸福感を感じていて、周囲が不幸になっている自責の念があるとしても、やはり一度しなない自分の人生ですので、私のように、この裏切りをして本当に良かった、と思う人生もあるのです。その折々の人生を思い切って勇気を出し、清水の舞台から飛び降りる勇気を出す必要もあるわけです。その識別は何とも言えない人生の神秘というか、理論では測りきれない部分です。
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