生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

裸の王様

2006年06月27日 | 第2章:心理療法の基本
童話<はだかの王様>は子供時代の楽しい想い出です。大人になって思う事は<ああ、私は裸の王様だ>との反省です。信念、思いこみ等から、自己イメージはAなのですが、周囲は私をBだと考えているのです。滑稽な場面です。心理療法の世界では<自然体>を尊重しますが、まさにこれこそが<はだかの王様>の世界です。自然体になって犯罪を犯す人、自然体になってマザーテレサになる人。自然体とはどんなことなのでしょう?自然体と本能、自然体と理性、自然体と愛憎。心理療法が目指す<自然体>とは何でしょう?それぞれの個性を持つ人間は自然体になった時に起きるいろいろの現象を考えながら、自然体について5回にわたり考えていきます。結論は<本物の自然体は深い優しい愛>をもたらします。何の為に自然体になろうとするのか?それは<暖かく美しい愛の世界>に入る為です:<自然体論:94-1>:

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