生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

キューピットの矢

2006年03月27日 | 第2章:心理療法の基本
ギリシャ神話によればキューピットの矢には2種類あり、<金の矢>で射止められれば<愛の豊かな恋>が燃えあがり、<鉛の矢>で刺されたら憎悪に走り出すそうです。綺麗な音楽、美しい絵画、心地よい香り、この境地が金の矢。暗くてじめじめしていて、生きる希望も、意欲も起きない、暖かい優しさと快適な気分が無い、この境地が鉛の矢。大人になると人は金の矢が欲しい、と素直に願わないのが不思議です。朝、目が覚めて<今日>と言う日を迎えますが<今日>は<過去全ての努力の賜>。<素直に願う>という祈りは重要です。その貴重な祈りを、一日5分でいいから<金の矢>を願い続けた人が理想的な愛に気づくみたいです。生涯求め続けて、気づいたら、Aさんだった、<鉛の矢>だと思っていた人が、実は<金の矢>であったと気づくかもしれません。これもまた人生:<負傷者論:75-3>:

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