生き甲斐支援の立場から<あなたとわたし>の関係を考えます。精神病棟の患者さんに対しても、友人に対しても、誰に対しても、それぞれの症状に対応する必要はありますが、治療目標の第一番目に、その環境での、朝から夜までの<生き甲斐>とは何かを意識させる心理療法は非常に効果的です。精神病、神経症、精神病質(人格障害)、正常の4分類が今の病理分類学では定説ですが、この4つのどの治療に於いても<先ずは一日の生き甲斐を意識させる>事を重視しましょう。生き甲斐を意識するには無駄な考え方を流し去り、肝心な考え方残して思索する必要がありますが、流し過ぎがあるので、意識にあがらない場合が多いようです。自分の悩みは魂の領域なのか、心の領域なのか、身体の領域の問題なのかを、どう識別していくか、今日から5回にわたり考えていきましょう。:<生き甲斐支援:4-1>:
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