<鎌倉宮(大塔宮)>
明治2年に明治天皇の命により創建された、護良親王(大塔宮)を祀る神社。
ここは親王が幽閉されていた土牢があることで有名ですが、じつは宝物殿にある展示物の多くは幕末関係なのですよ。
しかしここ、さほどの規模でもないのに拝観料が鎌倉のなかでトップレベル(といっても300円だけど)なのはなぜだろう。。。宝物殿があるから?
建長寺・円覚寺・長谷寺と同額なんですが。。。
正面
五箇条の御誓文&教育勅語の碑
宝物殿(明治天皇行在所跡)
(上)高橋泥舟 書 ※幕末の三舟
(右下)勝海舟 書 ※幕末の三舟
(左下)伊藤博文 書
山岡鉄舟 書 ※幕末の三舟
徳川斉昭 書
護良親王500年忌にあたり、したためたもの。
『愚かなる 身も古に 生まれなば 君が頼みと ならましものを』
【番外編:こんなのもあります】
東郷平八郎 書
乃木希典 書
山本五十六 書(絶筆とのこと)
護良親王が幽閉されていたとされる土牢。
親王は東光寺(現在の鎌倉宮はその跡地)に9ヶ月間幽閉されたのち、足利直義の家来淵辺義博により殺害されました。
ちなみに宝物殿には「護良親王の令旨」が展示されていますが、これは本物ではなく写しだそうです。