あるがままの心で生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中で
もがいてるなら誰だってそう
僕だってそうなんだ
(Mr.Children 『名もなき詩』)
ミスチルは、学生時代よりも社会人になってからの方が身にしみます。
当時も大好きだった曲だけど、今聴くと当時の何倍もリアルに感じるんですよねぇ。
10年後も同じ気持ちでこの曲を聴けるかどうかはわかりませんが、というより、できれば10年後にはこの曲を懐かしく聴けるような自分になっていたいものよとかなり切実に思っていたりもするのですが。。
今はまだ、まったくの当事者気分で聴いてる私です。
私、今勤めてる会社を3月末で辞めることにしたのですよ。
朝日新聞で25~35歳の世代が「ロストジェネレーション」と呼ばれていて、そうやってひと括りにされるのは大嫌いだけれど、そんな風に思うこと自体がロストジェネレーションの特徴なんだそうで(多様性を望む&認める)。
こんな自分が、私は決して嫌いではないのですがね。
ただ、この先どんな風に自分は生きていくんだろう?という漠然とした不安はありますよ。期待ももちろんありますが。
ちなみにLost generation(失われた世代)とは、本来は1920年代のアメリカの若者達に対して名づけられた言葉。Jazz Ageなどとも言われ、よくもわるくも既存の価値観を脱ぎ捨てた世代です。作家スコット・フィッツジェラルドはその代表的存在ですね。