cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

スイスの旅 その6 ~ラクレット~

2007-06-20 08:11:43 | 旅行

2007年 6月10日(日)

スイスの日曜日は、ほとんどのお店が店を閉める。

日曜日は家でゆっくり新聞を読んだり日曜大工をしたり、

ガーデニングをしたりして過ごすための日なのだ。

だから、ヨーロッパを旅行していてたまたま日曜日にスイスに立ち寄ったりなんかした日にゃぁ、やることもなく呆然と一日を過ごさなくてはいけない。

スイス旅行をお考えの方々、曜日にはご注意を・・・。

さて、私たちはというと、従姉妹のダンナさん(ブルちゃん)の車でまずは小高い丘の上の城跡へ連れて行ってもらった。

奥に見えるのが中世の(だったと思う)お城の塔。

汗をかきかき、せまい階段でこの塔に登ってみた。

この日は天気も良く、きれいに街が見渡せた。

空が広い!!

しばらくぼ~っと景色を眺めた後、今度はコープ(スイスにもコープがある)の駐車場で開催されているフリーマーケットへ。

ふっふっふっ。

ブルちゃんは「こんなのゴミばっかりだ!!」「俺はゴメンだ」と1人で実家に帰ってしまったが(ブルちゃん、ごめんっっっ)、

私にとっては宝の山!!とまでは言わずともかわいいものがいっぱい。

アンティークのテディベアやおもちゃ、装飾品、食器や鍋から履き古した靴まで、色んな商品がひしめき合っていて、見ているだけでも楽しい。

従姉妹は小さな古~いミシン(上糸しかないが一応縫える)をゲット。

私も大きなカバンやらブリキやガラスの小物入れ(?)なんかを購入。

炎天下の中、楽しい買い物をした。

その後、ブルちゃんに迎えに来てもらって水力発電所を見に行った。

ライン川の水を使った大きな水力発電所。

なんと、川を渡ったところはもうドイツだという。

で、橋を渡ってみた。

ん?パスポートいらないの?

いらないらしい。

国境には人っ子1人おらず、行き来は自由。「緑の国境」なんだそうな。

知らなかった~。

さてさて、この日の夕方はブルちゃんのご両親から夕食に招待されていた。

スイス名物、ラクレットをご馳走になるのだ。

本来は冬場の料理らしいのだが、リクエストに答えて頂いた。

家にお邪魔すると、とっても陽気でビッグなお父さんとたまらなくかわいらしいお母さんが準備万端で待っていてくれた。

豪華すぎ!!ちょっと見にくいが、真ん中にある2段になったホットプレートのようなもの、お分かりになるだろうか。

上の段で蒸しあがったジャガイモを耐熱容器に入れて温めておく。

下の段で四角くカットされたチーズを、一人用フライパンみたいなもの(お皿の上に載っている取っ手の付いた黒い物体)に載せて溶かす。

各自ジャガイモをお皿に取って、溶けたチーズをかけて頂く。

これがスイスの家庭での一般的なラクレットの楽しみ方。

チーズ自体もペッパー入りだとかニンニク入りだとか色々種類があり、

さらにチーズの上にパプリカやベーコンなんかを載せて温めたりする。

頂いてみると、全然くせがなく、ジャガイモもチーズも最高においしかった。

お父さんの特製ドレッシングで和えたサラダも絶妙。

お腹がはちきれそうになるまでラクレットを楽しんだ。

 夕食が済むと、テラスでデザートタイム。

ここで珍しいものを見せて頂いた。

このこけしみたいな物体、実はホイップクリームを作る容器。

生クリームを入れたこの容器にガスを充填して、

下向きにしゅ~っとボタンを押すと、ホイップクリームが出てくるのだ。

泡立てる手間がいらない便利グッズ。

みんなでコーヒーとお菓子を頂き、記念撮影なんかをしてお開きに。

ゆったりした日曜日の6日目が終了。


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