市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

哀しみもあはき夜の夢初めから予感そのまましづかに恋して

2008-02-15 22:20:59 | Weblog

  夜の恋に







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小夜いつか渚に近い乳房から薄絹剥がして人魚になろうか

2008-02-15 20:15:50 | Weblog


 ルネ・ラリックのシュザンヌから
 









 
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夕風の澄みてなびかす祭壇に祈らばしづか羽が撫でゆく

2008-02-15 17:06:37 | Weblog


 四旬節。

 毎週金曜日、十字架の道行き第二回目。

 単調な祈りの唱声(うたごえ)。

 素朴さは、いつも心にしみる。

 かざりのない、心のままの声が、聖堂に響くこと。

 この時間が好き。














 
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空いろの翼降り来ぬ朝の窓につぶら春の陽(ひ)鳩ら運べる

2008-02-15 09:59:09 | Weblog

 朝、カーテンを開けたら、ベランダに鳩がとまっていた。

 まあ、めずらしい。初めまして。

 向かいのお屋根にも数羽。みかけない鳩の群れ。

 どこから来たの? なぜ今朝ここに?

 すんなりしたきれいな青鳩は、両目をくるくるするだけ。




 鳥たちはわたしをみても、あんまりおびえない。

 春をふくんで、空はそらいろ。



 
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