雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

かるがると飛び越えようかBad Dayそっぽを向いても明日になるし

2008-02-24 20:09:06 | Weblog

 明日から椿さんの個展、銀座ヴァニラ画廊で。

 すさまじいスケジュールのなかで描きあげた。今までとはちょっと違うタッチかもしれない数々。

 いずれにせよ注文仕事。職人技、と彼は苦笑するだけ。どんな状況でも、いただいたお仕事の締め切りを破ったことのない彼の苦笑いが見えそうな、電話の向こうの声でした。

 

 
 今、ひさびさにダニエル・パウターを聴いている。彼もがんばるなあ。

 最初にこのひとの歌を聴いたとき、変った喉と顎のつかいかたをする、と思ったけれど、ポピュラーではあたりまえらしい。

 今ではお気に入りのシンガー。

 へこんだときに聴くとげんきがでる音楽。

 



 1日のパフォーマンスでは、サティも弾こうかな。ジムノペディ。ゆったりと、音色を深くして。
 ささやくように、けだるく……。

 しづかで、じゃまにならない音をならべたい。



 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すべもなくいのちは裸身かぐはしく埋めてむ白鳥は還る季節を

2008-02-24 15:58:28 | Weblog


 春に。











 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あやまたず音階たどる栄唱の清さ嵌(は)めこむ道標もがな

2008-02-24 13:15:48 | Weblog

 四旬節第三主日。

 この期間は祭壇にお花がないのかしら。

 キリストの受難、試練の日々だから?

 
 御ミサにお花がないのはさびしいけれど、きまりごとなら……。


 祭壇の神父様は三人。いつもの主任司祭さまに加えて、よそからのお客様おふたり。
 どなたもおそろいで白い僧服に紫色のお衣を重ねる。

 これが四旬節のおころもの色なんだろう。

 また源氏物語を思い出す。白と紫の衣装は、明石上に似合う色として、光源氏が配ったもの。源氏物語の紫とは、ちょっと違う色相だけれど。女人の明石上がまとうた紫は、たぶんもうすこし明るく華やかな色だったはず。

 神父様方のお衣装は、瞑想的な紫色でした。それは儀式にふさわしい。この受難の季節をかたどる情緒にも。

 春になると、しぜんに彩りが恋しくなる。

 花屋さんの軒先に、チューリップがいろいろたくさん。桜草プリムラも。

 そんなことがうれしい。

 



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空に蜜馴らさぬ翼のびやかに掠めるあなたの青い甘さよ

2008-02-24 09:11:21 | Weblog


 あなたは彼方。

 鳩たち、また二羽。

 散歩コースなのかな?

 朝だけの来訪者みたい。お隣のベランダから、こっちを眺めて。

 餌付けしたいけれど、おみやげをばらまかれたら困るかも……。



 今朝は冷え込む、でも空の色はあまく春めいて見える。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルファポリス