市の星月夜日記

織江市の短歌、エッセイ

なつかしむ翳りも見えぬただはるかざわめくばかり  海のこころよ

2008-02-28 21:45:57 | Weblog

 また、海に








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まばゆさに潮騒透けるはてどこかたどりついたらそこがあなたか

2008-02-28 21:10:18 | Weblog

 海に
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魚の血尻尾のごときくろかみも聖なる春も冷たくすべる

2008-02-28 19:09:57 | Weblog

 葉山県立美術館へ、すてきな女友達と、おでかけ。

 「誌上のユートピア展」

 見ごたえがありました。ヨーロッパと日本とあわせた内容豊富な展示です。

 海沿いのまあたらしい美術館はロケーションもひろやかで、陽光と潮の香りが、たっぷりとした空間いちめんに、あふれる。

 明治の雑誌「明星」などもたくさんあり、その11号のひらかれた頁に、「ゆふちどり」のペンネームで石上露子の歌などを見て、感慨ふかく。

 
 一番興味深かったのは、20世紀初頭、ウィーンで発行された「VER SUNGUM/聖なる春」という正方形の雑誌。

 グスタフ・クリムトの挿絵が濃密なエロティシズムを湛えて魅惑する。

 そのなかのいちまい「魚の血」に。

 ただし、画像は「水蛇」です。魚の血……イメージはよく似ているので。




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ミモザいろにくるむ内側やはらかに一日(ひとひ)あらなむオムレツのごと

2008-02-28 09:49:14 | Weblog
 卵をふたつ使って、オムレツを焼いた。

 うちがわは、半生にして、くるりと外側をかるく焦がす。

 かんたんな一品なのだけれど、微妙な触感がだいじ、とか。

 たしか森茉莉さんもどこかでお書きだった。


 昨日、御近所のお庭で、満開のミモザを見た。早春の冷たい空気に、けざやかな黄色いふさ。


 鮮烈で、さわやかな、彩りでした。

 そんなふうにオムレツは焼けたかな?……







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