また、海に
葉山県立美術館へ、すてきな女友達と、おでかけ。
「誌上のユートピア展」
見ごたえがありました。ヨーロッパと日本とあわせた内容豊富な展示です。
海沿いのまあたらしい美術館はロケーションもひろやかで、陽光と潮の香りが、たっぷりとした空間いちめんに、あふれる。
明治の雑誌「明星」などもたくさんあり、その11号のひらかれた頁に、「ゆふちどり」のペンネームで石上露子の歌などを見て、感慨ふかく。
一番興味深かったのは、20世紀初頭、ウィーンで発行された「VER SUNGUM/聖なる春」という正方形の雑誌。
グスタフ・クリムトの挿絵が濃密なエロティシズムを湛えて魅惑する。
そのなかのいちまい「魚の血」に。
ただし、画像は「水蛇」です。魚の血……イメージはよく似ているので。
卵をふたつ使って、オムレツを焼いた。
うちがわは、半生にして、くるりと外側をかるく焦がす。
かんたんな一品なのだけれど、微妙な触感がだいじ、とか。
たしか森茉莉さんもどこかでお書きだった。
昨日、御近所のお庭で、満開のミモザを見た。早春の冷たい空気に、けざやかな黄色いふさ。
鮮烈で、さわやかな、彩りでした。
そんなふうにオムレツは焼けたかな?……
うちがわは、半生にして、くるりと外側をかるく焦がす。
かんたんな一品なのだけれど、微妙な触感がだいじ、とか。
たしか森茉莉さんもどこかでお書きだった。
昨日、御近所のお庭で、満開のミモザを見た。早春の冷たい空気に、けざやかな黄色いふさ。
鮮烈で、さわやかな、彩りでした。
そんなふうにオムレツは焼けたかな?……