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マーマレイドジャム日誌

好きなロックのことを日常を交え日誌のように好き勝手に書きたいと思います。

Somethin' Else

2023-01-17 13:44:43 | JAZZ

寒い時期になるとなぜか恒例の様にマイルス・デイヴィスが聴きたくなる。特別熱心なJAZZファンではないけど50年代後半のマイルスはどのアルバムも好きで定期的に引っ張りだしては聴いている。昨日からハマって聴いている”Somethin’Eles”はキャノンボール・アダレイ名義だけど実はマイルスのリーダーアルバムだとよく言われている。個人的にはどっちでもいいのだけど、とにかくただならぬ威厳をもった名作アルバムだと思う。1曲目のAutumn Leavesだけで部屋の空気感を変えてしまう。曲の導入部だけでぞくぞくする。

1958年3月9日、ニュージャージーにて録音
共演者

キャノンボール・アダレイ(as) マイルス・デイヴィス(tp) ハンク・ジョーンズ(p) サム・ジョーンズ(b) アート・ブレイキー(ds)


01. Autumn Leaves
02. Love For Sale
03.  Somethin' Else
04. One For Daddy-O
05. Dancing In The Dark
06. Bangoon
07.  Autumn Leaves (alt.take)


TIMELESS CLASSIC ALBUMS/ MILES DAVIS

2021-02-08 13:29:58 | JAZZ

マイルス・デービスのファーストクインテッドがプレステッジの契約履行のため1956年の2日でレコーディングしたマラソンセッションを聴こうとCDを探していたらとても便利なBOXセット”TIMELESS CLASSIC ALBUMS”を見つけた。輸入盤だったけどマラソンセッションの4枚(”Cookin’ Relaxn’ Workin’ Steamin’)全部入って価格は1000円ちょっと、、びっくりするほど安かった。ジャズに限らずいま50年代あたりの音源CDはめちゃくちゃ安いがちゃんとデジタルリマスターしているもの多く音もいい。このCDBOXは1枚ずつ紙ジャケットで再現されていて見ていいても楽しく、しばらくは眺めて聴いての時間が過ごせそう。内容はどれも名盤なので素晴らしいの一言。夜の底を徘徊するようなマイルスのミュートトランペットの音が別世界へ連れっていってくれる。


Kind of Blue

2021-01-26 16:13:20 | JAZZ

マイルス・デービスというかジャズのアルバム中でも一番好きなのが”Kind of Blue"今でも突然夜中に聴きたくなる。一年のうちでもハマるとしばらく毎日聴いてる。昔ジャズ好きの友人からまず初心者は何から聴けばいい?というとよく紹介されたアルバムだけど初めはぜんぜん解らなかった。ハードバップもモードも日頃ロックしか聴かない耳にはみんな同じに聴こえる。何か初めてストーンズの”ベガーズバンケット”を聴いたときみたいだった。友人からは参加メンバーが凄いとか張り詰めた空気感とか言われてがピンと来なかった。それでも時々聴いているうちに何かハマりだした。ジャズの理屈は難解だったので感覚で馴染んでいった。今ならメンバーがマイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、キャノンボール・アダレイ、ビル・エヴァンス、ポール・チェンバースと見ただけで奇跡的と理解できるがやはり余計なことは考えずにこのアルバムは理屈抜きでいい。"So What"のスローなイントロからテーマの旋律が繰り返されマイルスのトランペットが入ってくる瞬間がたまらなくスリリングでカッコいい。

ジャケットの意匠もこれこそジャズな感じ、、、


ROUND ABOUT MIDNIGHT

2021-01-20 11:06:20 | JAZZ

不要不急の外出は避けることを良い事にもともと寒さに弱いので部屋に閉篭ってCDを聴きまくっている。年明けからずっと50年代のブルースばかり聴いていたが最近は少しシフトしてやはり50年代のジャズばかり聴いている。だんだん歳を取ってくると可聴域が狭まるのか情報量の多い現代の音楽よりシンプルな50年代あたりの音に耳が馴染む気がする。数年前に1000円で買えたユニバーサルのジャズシリーズにはまり買いあさったCDがラックにたくさんあるので目についたものを聴いている。もともと熱心なジャズファンではないのでまず名盤と言われているものを買って気入ったアーティストをまた何枚か買うみたいな揃え方のなのでバラバラといえばバラバラ。ただ面白いのはほとんどが50年代に録音されたものでやはりこの時期のモダンジャズが好みのようだ。ロックと違ってこのころのジャズミュージシャンは多作でレーベル違いのものも含めると一人のアーティストでも無数にある。なにがなんだかわからないがジャケットのカッコよさをたよりに聴いているとあまり外れていない気がする。(個人的な考えだが、、)そしていま最高にジャケットが気入って聴いているのがマイルスの”ROUND ABOUT MIDNIGHT” やっぱり外れてないと思う。