ここのところ個人的にハマっている京都。行くたびに色々なテーマで回りたくなる不思議な街だ。まえに訪れた時は異界めぐりで晴明神社や葬送の地、鳥辺野、六道の辻を巡ったり、そのあとは禅寺の庭園や三条の洋風建築を観てまわったりした。今回は少し前にTVで祇園祭の特集を見てその成り立ちや動く美術品と言われる山鉾を実際に観て見たくなり京都行きを考えた。当たり前だが日本三大祭りなどと言われる祇園祭中に個人でホテルを探すのは相当困難で高額そうなのでしぶしぶ団体パックツアーに申し込んだ。海外では仕方なく利用するがもともと決まった時間に行動するのが苦手なので国内はほとんど個人旅行なのだがとてもそんなことを言っていられる状況でもなかった。修学旅行以来の新幹線団口を抜けて京都に着くとすぐバスに乗ってまずは大原三千院へ。その後ホテルのチックイン後、やっと自由行動。それぞれに祇園祭宵山散策になった。ホテルが二条城の裏手だったので地下鉄移動、四条駅で降りて地上へ出るとコロナ禍まえでも見たことないような人混み。どこをどう行けばよいかもわからず流れに漂うように山鉾を見て回った。ただそれでも有名どこは人だかりなので1時間程度ひとだかりを目印に歩いてだいたいたいの山鉾は回ることができた。提灯の明かりと鳴り続ける鐘のお囃子が幻想的な世界を作り出していた。
長い事、音楽を聴いているとアーティスにおいてはどうしても好きなアルバムや時期が偏ってくる。マイルスデービスの50年代後半、シェリル・クロウのファーストアルバムからサードアルバム、ビートルズの60年代後半、ボブディランの64年~66年、超個人的な意見だが、、先日香港に行ったときずっとスティービーワンダーのベスト盤をホテルの部屋で聴いていた。スティービーワンダーだと80年代のヒット曲も好きだがアルバムだと70年代の3部作と”Sir Duke”の入った”Song in Key of Life"の時期が特に好きだ。久しぶりに通して聴こうかなとネットで探していたらうまい具合にこの時期のアルバムのボックスセットを見つけた。輸入盤だけど5CDセットで”Talking Book”” Innervisions”” Fulfillingness' First Finale,”Songs in the Key of Life” が収められた奇跡的なセット。暑い日の車の中、しばらくはスティービーのアルバムを楽しもうと思う。
7月2日土曜日、甲斐バンドのライブ”KAI BAND BEATNIK 2023 in 日比谷野外大音楽堂”が開催された。仕事の関係で観に行けず泣く泣くwowowでTV観戦した。セットリストは85年の両国国技館ライブの再現。アルバム”ラブ・マイナス・ゼロ”のプロモーションツアーだったと記憶しているが80年代甲斐バンドのアンサンブルのひとつの頂点のライブだったと思う。なぜ2023年のいま甲斐さんがこのライブの再現を試みたのかはわからないが素晴らしいライブだった。勿論当時とは演奏もテンションも別物だと思うが2023年の甲斐バンドのサウンドとし存在感は半端ないものだった。
アンコールで甲斐さんが”老いぼれるな”といった言葉が響いた。
7月2日 日比谷野音セットリスト
1.野獣
2.ランデブー
3.キラーストリート
4.ダイナマイトが150屯
5.フェアリー(完全犯罪)
6.ボーイッシュ・ガール
7.悪夢
8.ナイト・ウェイブ
9.荒野をくだって
10.BLUE LETTER
11.ラブ・マイナス・ゼロ
12.TRY
13.デッド・ライン
14.冷血(コールドブラッド)
15.氷のくちびる
16.ポップコーンをほおばって
17.翼あるもの
18.漂泊者
アンコール
19.きんぽうげ
20.無法者の愛
21.破れたハートを売り物に

