5月以来、今年2回目の京都へ出かけた。紅葉で滅茶苦茶混んでいるんだろうなと思いながらもお目当ては京セラ美術館で開催中の”アンディ・ウォーホル キョウト”展。入場時間が決まった電子チケットだったので少しせわしなく入場してなんとか無事楽しむことができた。帰り道夕暮れの祇園界隈を散歩しながら四条通りに抜けてホテルのある烏丸通りへ向けて歩いた。ふと壁に貼られたポスターが目に入った。何か見覚えのある懐かしい写真。立ち止まってしばらく考えてフェアグラウンド・アトラクションのアルバムジャケの写真だと思いだした。エリオット・アーウイット展と書かれた写真展だった。すぐ近くで行っているようでふらふらと探しながら閉館間際に入場してみた。エリオット・アーウイットという写真家は良く知らなかったがロバート・キャパなどが作ったマグナム・フォトのメンバーでマリリンモンロー、ケネディ大統領、チェ・ゲバラなど有名人のフォトやニューヨーク、パリの人々の日常を切っとった素晴らしい作品が並んでいた。会場の何必館・京都現代美術館は人でごったかえす四条通り沿いのビルの中にあったのだけど閉館間際のせいかほとんど人はいなくて静寂な空間が広がっていた。
"Revolver"のスペシャルエディションがリリースされた。前回の”Let It Be”までは一応50周年アニバーサリー盤だったと思うが、遡って”Revolver”が出るといよいよ全作か?と勘繰ってみたくなる。
勿論”Revolver”は後期に向かうビートルズの超名作で文句はないが、現在なにがオリジナルかわからなくなっている。リマスター版で買い替え、次々とリリースされるアニヴァーサリー盤を買い、それ程、熱心なファンではないけど同タイトルが3セットずつラックに並んでいるのはなんとなくシュールだ。(好きなホワイトアルバムはアナログ・モノ盤や輸入盤を入れて5セットもある)ただ内容はいい。ストーンズの”山羊の頭のスープ”でのジャイルズ・マーティンのリミックスはあまり好きではなかったがビートルズでの仕事はさすがに素晴らしい。昔からなぜか左右分離の聴きにくいステレオミックスをみんなありがたがって聴いていたが今回はクリアで左右のバランスも良くなりとても聴きやすい。現代的な音に変わった。これはこれで良いが、60年代のバンドの音がこれからはこれがスタンダードになるのだろうか?

