パンクがとりわけ好きな理由でないがピストルズは当時から大好きなバンド。77~78年頃、ろくなロックの知識を持たない地方の中学生には友人が教えてくれるもの、レコードショップでディスプレイされているもの、FMから流れるもので自分的にカッコいいと思うものは片っ端から聴いた。パンク、AOR、ハードロック、ブルースにカントリー、それが良かったかどうかわからないが今でもジャンルにあまりこだわりがない。
このまえ”ライブ・アット・ハリウッドボウ”ル”がビートルズ唯一のライブ盤と書いたが、正式に認められていないがもう一つライブ盤がある。ビートルズがデビュー間もない1962年、ハンブルグのスタークラブでの公演を録音したライブアルバム”1962 Live at the Star Club in Hamburg”。何でもこのアルバムの発売がきっかけでお蔵入りだった”ライブ・アット・ハリウッドボウル”がリリースになったんだとか、1977年の発売の頃はマネージャーがカセットテープで録音したとか現在はジョージ・マックィンドという写真家が個人所有のオープン・リール・テープで録音したとか言われている謎が多い音源だが、いずれにしても録音状態はあまり良くない。たた当時のビートルズを知るのに貴重なライブ盤であることは間違いない。現在では有名な話だがビートルズのイメージはクリーンに作られたものでハンブルグ時代のビートルズは酒にドラッグとストーンズよりワイルドだったらしい。そのビートルズのライブバンドとしての演奏力の高さと暴力性は十分にこのライブ盤から伝わってくる。
ジャケット写真はダサいけど、ビートルズの唯一のライブアルバム”ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル”がオフィシャルでCDリリースされるのを長いこと待ってました。内容は1964年と1965年、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルでの3公演を編集したもので1977年に発売となった13曲入りのアナログ盤(邦題:『ザ・ビートルズ・スーパー・ライヴ! 』)がもとになっています。アナログ盤では本当にジェット機のような歓声の中ビートルズの演奏が行われ個人的には、パンクです。当時はこのアルバムとピストルズのデビューアルバムを同じレベルで聞いてました。リマスターされた音源は現代の技術でよりクリアになりましたが、演奏の勢いと暴力性は健在です。

