2011年11月、東日本大震災あとの閉塞感に耐えかねたのか発作的に日常をはなれて日本からから出ていきたくなった。行く先はどこでも良かったが会社を休めるのが1~2日なので急遽旅行会社を訪れ価格と日程だけで台湾の台北市に行くことを決めた。
台北には成田を午後の中華航空便で出発し桃園空港には午後7時くらいに着いた。ホテルは台北駅から歩いて10分くらいのビジネスホテルみたいな感じのニューコンチネンタルホテル・タイペイ。比較的大きな通りに面していてホテルの周囲は様々な飲食店が連なっている。部屋は狭かったがまだ新しいらしくキレイだった。言葉もしゃべれず全くのノープランなので夕食をとるとこもわからず結局初日は近所のコンビニ済ませようと思いホテルをでてブラブラ歩き始めた。舗道にでると食べ物と排気ガスの混じった匂いと通りを埋めつくすバイクのエンジン音が飛び込んできて台湾に来たことを実感する。
初めて歩く台北の街は異様に明るく看板は漢字の嵐で大きな中華街にいるみたいだった。大通りを走るバイクは若き男も女も猛スピードで行きかうが不思議と事故はおこらない。日本でしばらく感じなくなった人のエネルギーと街の勢い、喧騒が感じられた。飛び交う言葉は中国語だが台湾だとなぜかゆったりおおらかな感じがして日本で見かける中国の人とまた違った感じがするから面白い。

