今日予約しておいたHARRYの新作「土と灰」が届いた。去年「無常人」を出したばかりなんでこんなに早く新作を出すとは思わなかった。ライヴツアーも休みなしな感じなのにHARRYのモードが創作にあふれてる感じがする。何か「狼煙」あたりから凄い。肝心の新作で特に嬉しいのがスライダーズ時代に名曲”Pardon Me”のニューバージョンが入ってる事。この曲以外にも先にでたライブ盤に収録された新曲のスタジオヴァージョンが収録されていてまさにツアーで動いてる中から出来上がったアルバムの様。ツアーのメンバーと余計なダビングせず一気に録った感じがロックだな。歌詞もまた危険なフレーズばかり。
80年代初めの大学生の頃だと思う。ストーンズのルーツを探すのにハマっていてロバート・ジョンソンの「King of Delta Blues Singers 2 」を探して東京、横浜じゅうの輸入盤屋を歩きました。だけど1枚も見つけられなかった。ストーンズの”Stop Breakin' Down Blues””Love In Vain” のオリジナルをどうしても聴きたかったけど叶わず幻のブルースマンとしてずーっと長い間、ひっかかっていた。現在みたく情報もなくロバート・ジョンソンの写真すら見つかってない頃、ストンーズのバイオ本などの書いてある事だけが頼りで勝手に妄想をふくらましていた。そして初めてロバート・ジョンソンの声を聞いたのがCD時代になってPヴァインから出されたストーンズのカバー曲のオリジナルを集めた素晴らしい編集盤「ROLLING STONE CLASSICS」だった。勿論狂気乱舞して収録されていた”Love In Vain”もう飽きるほど聴きまくった。(周囲の友人には古臭いフォークにしか聴こえなかったみたいけど、、)そして信じられない奇蹟の様に90年に「The Complete Recordings」がリリースされた。当時信じられなくて告知の案内みてショップのお兄さんに別人の新しいシンガーか?って聞いた記憶がある。内容もブックレットも完璧でいまでも我がCDラックの上に飾ってある。程なくあれほど探してなかった”King of Delta Blues Singers”も紙ジャケリマスター盤をあったっさり手に入れた。確かに初めて聴くとみんな同じに聴こるかも知れないが聴きこむと突然打たれます。ロバート・ジョンソンなくしてその後のブルースもその子供のロックもなかったでしょう。やはり神のようなアーティストです。バーボンを飲みながらロバート・ジョンソンの世界に浸るのが今は最高。
ローリング・ストーンズフリークだとどうしても避けて通れない先達アーティストがいる。さほどブルースファンではないがマディー・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、ボ・ディドリー、チャック・ベリーは聴かないとストーンズの音楽を理解する度合いが変わってしまう気がする。そんな中一番重要で一番好きなのがロバート・ジョンソン。今月号のレコード・コレクターで特集していて新しいリマスター音源の「コンプリート・レコーディングス~センテニアル・コレクション」がリリースされたのを読んで購入した。いろいろな感想はあろうが音がめちゃくちゃ良い。ほんと演奏してる部屋で聴いてる感じ。以前のコンプリート・レコーディングスと違って、”サンアントニオ・セッション”と”ダラス・セッション”にCDが分けられていてより聴きやすくなった。とにかく名曲ぞろいでダスト・マイ・ブルーム、スウィート・ホーム・シカゴ、ランブリン・オン・マイ・マインド、 ストップ・ブレイキン・ダウン・ブルース、ミー・アンド・ザ・デビル・ブルースなどクラプトン初め多くのアーティストがカバーしてる曲ばかり。ロバート・ジョンソンは謎が多く写真も数枚しか公表されず出生も毒殺された最後もいろいろな説があり実にミステリアスだが残された音楽はとにかく素晴らしい。あまり触れられないが歌詞もカッコ良くいい加減なものもあるが大半はろくでなしな男の歌でダークでロックの原石でもあると思う。
キース・リチャーズがジャマイカで95年と08~09年頃(?)に録音したナイヤビンギのグループのアルバム。レゲエより前の島に伝わる伝統音楽らしい。キースがギターやベースを弾いてるが大半はドラムのビートに乗せて歌いあげる感じ。VOl1では虫の声、笑い声、波の音が聴こえリラックスしてジャマイカのキース家の庭先で聴いてる感じがいい。キースのマインドレスレコードからリリースされているがストーンズファンでもあまり聴きこんでるひとを見たことがない。ライフの中でトム・ウェイツは言っているがホントに本来のキースらしいアルバムなんだそうだ。最近第二弾のVOL2がセットになって発売されたが日本発売はないみたい。VOL2はリサやバナードが参加していてハーモニカ、バイオリンも入りロックファンには大分聴きやすくなっている。自分がキースフリークだからではないがこのアルバムは大好きで思い出すと何日か聴き続ける。暑い夜にはぴったり。
昨夜あるニュースを見てたら最近千葉県で南の地方で穫れるはずのパッションフルーツ穫れるようになり、サトウキビの栽培も行なわれてるらしい。ここ10年くらいで千葉県の平均気温が1度上昇し、南国化したことが原因らしい。そう言えば昨日は昼の時点で千葉が日本一高い気温を記録していた。(その後群馬の館林に抜かれたが、、)ここんとこ雨が降ると局地的にスコールの様だし、いよいよ亜熱帯化してきたようだ。冬が暖かく過ごしやすいのはいいが本当に温暖化はやばそうだ。夜中にキースのプロデュースした”Wingless Angels”を聴きながらウトウトしてたらジャマイカに引っ越した夢をみた。
大学生の頃からだからもう30年近くなる行事がある。毎年同級生の友達5人で集まりウチの近くの海岸に泊って海水浴に出かける。これが初めは男共5人だったのがそれぞれ結婚して家族を持ち子供達も参加するのでピークの頃は20人くらいの団体になりジプシーの集団みたくなってた。ただ一番上の子供達は20歳を超え出して減ってきたので今年は10人ちょっとで先週の土日に海水浴に行った。毎年もう終わるんじゃないかと思ってるが男共はつるみたがり無理に休みをとって集まる。地震や津波、放射能の心配もあり今年は見送ろうと言ってたんだけど30年近く一緒に生きてきた仲間でやっぱり会いたくなるんだな。酒もあまり飲まなくなり早寝早起きで最近は安否確認に近くなったけど帰りの車でSADEを聴きながらまた来年もと考えてた。
もともと80年代の頃から大好きでデビューから4枚目の「Love Deluxe」まではよく聴きこんだ。フェイバリットは ”Kiss Of Life”かな。 SADEは英国人のシャーデー・アデュ率いる4人組のバンドだが当時はJAZZをベースにしたサウンドと一度聴いたら耳から離れず夜の闇に引き込まれるような錯覚をおこすシャーデーの声の感じがとても衝撃的だった。最近出た2枚組のアルバムを聴いてまたSADEに浸ってる。(ジャケットも良い感じ)とくに自分ではオンタイムで追えなかった最近の2枚の曲が新鮮でいい。CD2がヘビーローテーションで鳴っている。来日してくれないかな~
8月に入っても気温は上がらず、いまいち夏らしさを感じられない。節電の夏としては良い事だとは思うが、感覚的にもおかしい。大雨が各地で降り台風も出現するので9月みたいに錯覚してしまう。連日のニュースも中国の高速列車事故と放射能汚染の牛肉、コメと気が滅入るばかり、少しでも明るく行こうとCDラックを探して聴きこんだのがエイミーワインハウスの「Back to Black」。夏の夜聴くには良いんだけど先日彼女、酒とドラッグのやり過ぎで天国に召されたんだっけ(またも27歳で)、ホントに現代には必要なシンガーだったのに何かやりきれない事ばかりだ。

