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マーマレイドジャム日誌

好きなロックのことを日常を交え日誌のように好き勝手に書きたいと思います。

アロー通りの風景

2024-09-24 11:11:26 | 街角の風景

9月19日から23日、4年ぶりにマレーシアのクアラルンプールを訪れた。前回は2020年のコロナ感染のはじまりで入国が規制される2週間前のギリギリの旅行だった。今回はコロナ後の初だったが空港も含め以前どおりの賑わいでこの4年がまったく嘘のように表面的にはなにも変わっていなかった。クアラルンプールの繁華街ブギビンタンにあるホテルに泊まり昼間はパックツアーなので市内観光をして夕方、有名な屋台街アロー通りに行ってみた。世界中から人が集まったようなような感じの通り歩いて中華とタイ料理に店に入ってみた。ビールを飲みながら何も考えず通りを歩く人々をボーっと眺めてただただ平和な時間を過ごした。向かいの店先にギターを抱えたバスカーが控えめに歌っていたルイアームストロングの”素晴らしい世界”がなぜかしみた。


旅に持っていくCD

2023-06-12 18:45:39 | 街角の風景

旅慣れた知人に言わせると荷物はなるべく少ない方が上級者らしくたいていは機内持ち込みのリュックだけで用は足りるそうだ。(本当かどうかは怪しいが、)3~4日の海外旅行に大きめのスーツケースで行くのはカッコよくないらしい。でもどうしても持っていきたいものがありいつも大きめのスーツケースになってしまう。空いた時間に読むための本や部屋で聴くためCDプレーヤーと携帯スピーカー、数枚のCD。スマホが海外で使えるしサブスクも入るので要らないだろうと笑われる。まあ癖みたいなものだし荷物が重たくて困るのは自分だけだから、、いつもスーツケース入れてもっていくCDがある。1枚はトムウエイツの”異国の出来事”。東南アジアの湿気と熱気のある色々の街の中で聴いてきた。音楽は不思議なもので同じアルバムでも見える風景によって違う響き方をする。もう一つはシャーデーの”ストロンガーザンプライド”。どこでも聴いても非日常的な世界が広がる。あとはマイルスデービスのマラソンセッションだけ集めたペラペラボックスだったりビックバンドJAZZ3枚組だったりする。シャワーを浴びてベットに転がりビールを飲みながらアルバムジャケットボーっと眺めながら音楽を聴き過ごす。最高に贅沢な過ごし方だと思っているのでなかなか荷物は減らない。


香港訪問記 2023

2023-06-02 16:19:23 | 街角の風景

5月30日午前9時15分発キャセイ航空509便で成田を出て4年ぶりに香港へ訪れた。春先まで中々厳しい入国規制があり当分は無理だと思い2月に台湾へ渡ったがコロナ明けでほんとに訪れたかったのは香港だった。4時間くらいのフライトで無事に香港国際空港についた。湿気を含んだ熱さ、通りを行く人々の活気、外見上はなにひとつ変わらない香港だった。まず今回の宿泊先、新界地区にある沙田のマリオットホテルに向かった。沙田は九龍の市街から30分くらいだがベットタウン的な街でホテル前には高層マンションが立ち並ぶ。遠くには山々が広がり香港とは言えゆったりとした感じがある。チェックイン後は夕食まで自由時間。ホテル横の地元スーパーや旅に重要なコンビニの場所を確認するためうろうろした。2019年のデモ騒乱や2020年からのコロナ禍がすっかり抜け落ちて時間が過ぎたような沙田の街。浦島太郎にでもなったような気分だった。


台北訪問記

2023-03-01 18:57:15 | 街角の風景

2月10日から13日まで3年ぶりの海外、台北へ出かけた。10日16時前にLCCスクートTR899便で台北、桃園空港に着いた。事前の話だとコロナ抗原検査をすぐ行い陰性の場合のみツアーに参加だと聞いていたがだいぶ緩くなりあくまでも自主検査で体調が悪い時だけで良いと言われた。入国カードも事前にオンラインで済ませていたのあっけないほど簡単に台湾へ入国できた。まだ個人旅行は規制が厳しそうだったので今回は完全なパックツアー。空港ロビーに迎えに来てくれたガイドに連れられてバスに乗り込んだ。まずは台北一のパワースポット(と日程には書いてある)龍山寺を訪れお参りしたあと台湾料理のレストランで夕食。そのあとは士林の夜市へという感じだった。夜市を歩く台湾の人はまだほとんどマスクを着けていたがしっかりな賑わいでやっとここまで来たかと妙な感動があった。インチキ臭い雑貨屋、古本屋やTシャツ屋、射的、食べ物の屋台。平日だったけど夜祭みたいな感じでみんなが楽しんでいる空気が良かった。前回台北に行ったときは個人旅行だったので普段は嫌がるべタな観光も結構新鮮だった。とにかく異国の空気を吸えただけで充分。2日目は故宮博物院や北投温泉など台北北部をめぐり夕方に淡水の老街を訪れた。夕日がきれいな場所らしいがリアルなデズニーシーのような港町で映画のセットに入ってしまったよう。そこらじゅうに若者があふれ屋台の食べ物に並んだり広場で踊ったり平和な風景が広がっている。ただ海の向こうには中国大陸があり途中軍用車両が駐車されていた場所もみかけ台湾の置かれた現実の厳しさを感じたりした。


旅をなぞるたび、

2023-01-24 14:47:33 | 街角の風景

”旅をなぞるべきではない”以前読んだ沢木耕太郎さんのエッセイの中に出てきた言葉だったと思う。人は決して同じ旅を繰り返すことができない。過去のよかった旅をなぞっても同じことは起こらない。時期や年齢が違えばおなじ感動は得られることはないという意味だろうか?

自分にとっての90年代は様々な出来事があり経済的、時間的余裕がなくて海外は夢のまた夢な感じだった。2005年、少し状況も落ち着き始め長年の鬱憤が溜まっていたせいもあり突発的に1989年以来の海外でストーンズを観るためロサンゼルスに行くツアーへ参加することを決めた。仕事の休暇がとれるかも未定だし、さほど貯金もなかったがとにかく行くことにした。

この旅がその後の人生のやり過ごし方と生き方を大きく変えたと今でも思っている。久しぶりの海外というかアメリカ(15年ぶり)。前回は添乗員の着く大人数ツアーだったが今回は10名くらいとはいえほぼ個人旅行。いまでは当たり前だが格安航空券でチェックイン時に席が決まり自分で勝手に出国して搭乗ゲートに集合。あとは機内で勝手に過ごして入国ししたら出口に集合。旅慣れていない自分にはすべてが冒険のようだった。置いて行かれないようにあわてて迎えのバンに乗り込みロサンゼルスのダウンタウンへ。

久しぶりの渡航の緊張から機内ではほとんど眠れず頭がふらふらし意識朦朧だったけど車窓からみるダウンタウンはとても輝いてみえた、宿泊先はフィゲロアホテル。どうみても3星ホテルじゃないスペイン風装飾の古風なホテル。大きな通りに面していて目の前はステープルセンター。付近にはスタバやフードコートもあり便利と言えば便利。ツアー参加者ははじめ人見知りなのかみんな無口だったがホテルの部屋がコネクティングルームだったことがあり慣れてからは勝手に繋いで毎晩飲んで色々な話をした。勿論話題の大半は大好きなストーンズや音楽のことだったので何時間話しても飽きなかった。朝目覚めるとまずスタバへコーヒーを飲みに行き出くわした人と今日1日何するかを考える。お腹がすくとフードコートへ行って食事をする。勿論何時に食べるかなんて決めていない。ストーンズのライブに行く以外はまったくのノープランで何をするのも自由。以前は治安が悪いと言われ乗らなかった地下鉄で移動して自分の足で歩いて行きたいところにいく。ユニバーサルスタジオ、チャイニーズシアター、ハリウッド、CDショップなどあっちこっち、うろうろした。通りを一つはいると人影がなくなり危なそうなところも多かったが五感を働かせ歩き回る。周囲のやり方をみて切符を買ったり食事を頼んだりタクシーに乗ったりする。わからなければつたない英語聞いてみる。今までできなかったことが少しずつできるようになり楽しくてしかたなかった。あれから同じようにストーンズのライブを観たり海外に行き街を歩き回ったりするがあの時ほど自由さは感じられない。これが旅をなぞってはいけないという事だろうか?


エリオット・アーウイット展

2022-11-26 14:35:44 | 街角の風景

5月以来、今年2回目の京都へ出かけた。紅葉で滅茶苦茶混んでいるんだろうなと思いながらもお目当ては京セラ美術館で開催中の”アンディ・ウォーホル キョウト”展。入場時間が決まった電子チケットだったので少しせわしなく入場してなんとか無事楽しむことができた。帰り道夕暮れの祇園界隈を散歩しながら四条通りに抜けてホテルのある烏丸通りへ向けて歩いた。ふと壁に貼られたポスターが目に入った。何か見覚えのある懐かしい写真。立ち止まってしばらく考えてフェアグラウンド・アトラクションのアルバムジャケの写真だと思いだした。エリオット・アーウイット展と書かれた写真展だった。すぐ近くで行っているようでふらふらと探しながら閉館間際に入場してみた。エリオット・アーウイットという写真家は良く知らなかったがロバート・キャパなどが作ったマグナム・フォトのメンバーでマリリンモンロー、ケネディ大統領、チェ・ゲバラなど有名人のフォトやニューヨーク、パリの人々の日常を切っとった素晴らしい作品が並んでいた。会場の何必館・京都現代美術館は人でごったかえす四条通り沿いのビルの中にあったのだけど閉館間際のせいかほとんど人はいなくて静寂な空間が広がっていた。


京都異界ツアー

2022-05-10 13:48:32 | 街角の風景

今年のGWは久しぶりになんの規制もかかっていなかったのでこわごわ京都へ出かけた。少し前に古本屋でみつけた”京都魔界ガイド”を読んでから観光地だけではない京都に惹かれて行ってみることにした。3日の昼過ぎに京都駅に着き烏丸五条のホテルにチェックインしてからは歩いて行ける東本願寺、東寺と回った。夕食を鴨川沿いのタイ料理屋さんで食べてからすっかり暗くなった葬送の道だった松原通を歩いてホテルまで帰った。高瀬川にかかる小さな橋の上で目力のある老婆とすれ違い、町屋づくりの静かな通りに陰陽師の占いやがあったりたくさんの提灯が下がった古い寺院があったりとすっかり異界に迷い込んだ感じがした。2日目は午前中は晴明神社、一条戻り橋に行った。GW真っ最中なのにこの界隈はあまり人がいなかった。午後は祇園の小路をさまよって禅寺の建仁寺によって六道辻、六道珍皇寺、六波羅蜜寺と回った。京都の昔の葬送地、鳥辺野への入り口。冥界と境界線があった場所。いまはそんなおどろおどろしい感じがしないが色々と想像は搔き立てられる。折角なんでと思い清水寺もいってみたがあまり人多さに辟易してそそくさと帰ってきてしまった。最近はまっている古都、鎌倉もそうだけど歴史がある街はおもしろい。ひとつ道を入ると喧噪が消えて様々な歴史をもった異界が広がっている。


街角の風景Ⅵ

2021-01-15 17:36:49 | 街角の風景

2019年7月下旬、ストーンズのノーフィルターツアーでニューヨークを訪れた。ライブはだいたい3日くらいのインターバルが空くのでライブがない日はマンハッタンのあっちこっちをぶらぶら歩いて楽しんだ。当たり前と言えば当たり前だがアートや音楽の世界的中心になるニューヨークには様々ロック伝説の場所が点在する。まず行ったのがベタだがジョン・レノンの住んでいてたダコタアパートと目の前にあるセントラルパーク。現在とは当然違うだろうがジョンが見ていた風景、空気を感じたくて訪れた。セントラル―パークではたくさんの人が寝っころがり日光浴したりサイクリングして思い思いの時間を過ごしていた。緑の中ベンチに座って若い3ピースジャズバンドの演奏(これが非常に上手い!)に聴き入っていたらあっという間に時間がたってしまった。次に向かったのがシド&ナンシーやボブ・ディランなど様々なアーティスト、作家が住みついたチェルシーホテル。現在は閉鎖中のようだったが古めかしい建物全体から圧倒的な存在感が感じられた。

そのあとはニューヨークに来て一番行きたかったグリニッジヴィレッジへ。地下鉄のChristopher Stという駅で降りてディランゆかりの地、ワシントンスクエアパーク、ジミヘンのエレクトリック・レディ・スタジオと廻った。エレクトリック・レディ・スタジオはストーンズを初めクラプトン、ボウイなどたくさんのアーティストが名作をレコーディングしたスタジオだが通りに面して本当にさりげなく立っていた。最後はこのスタジオからしばらく歩いてSt Marks Place96/98番地にある建物に行った。ここはレッド・ツェッペリンのフィジカルグラフティのジャケットのなった建物でストーンズファンにとっては”友を待つ”のPVの撮影現場。ミックが階段に座ってキースを待っていたあの印象的な建物。炎天下を歩いて熱中症ぎみでやっとたどり着いたがどっかの国のベロTシャツをきたファンが写真を撮っていた。どいつも考える事一緒かと少しうれしくなった。

 

街角の風景Ⅴ

2019-02-12 16:33:20 | 街角の風景

2018年年4月下旬、仕事や日常に振り回されて嫌気がさしまた発作的に人生2回目の香港へ出かけた。2回目と言っても初めて行ったのが返還前の89年で会社の旅行だったので自分の意志で訪れるのは初めて。成田を午前中に出発し昼過ぎに香港国際空港に着いた。とてもきれいな空港で前回来たとき降りた街中にあった啓徳空港とは大分印象が違う。今回はパックツアーなのでとりあえず市内観光に連れて行かれ金魚だらけの通りや花屋ばかりの通りを訪れた後、ホテルにやっと解放された。もともとべたな観光より街中をただぶらついてそこの住人が行くようなマーケットや食堂に行くのが好きなのだが今回はあまり自由時間はなかったので少ない時間でホテルの周りをぶらぶらしたり近所のスーパーに買い物に行ったりした。ホテルは九龍地区中心街から外れた土瓜湾というところにあり普通に住民が暮らす地区らしく古びた高層集合住宅や自動車修理店、飲食店、小売店が並んでいた。店先に扇風機が置いてあったり、修理中のバイクが歩道に飛び出してたり何か自分が小さかったころの近所の風景を思い出した。昔、悪名高った九龍城跡からもそんなに遠くない地区で昔ながらの香港がまだ残っている場所だった。

 

 


街角の風景Ⅳ

2018-12-05 17:27:26 | 街角の風景

2005年10月末、ストーンズのライブを観るため久しぶりに海外に出た。泊まったのはロサンゼルスのダウンタウンにあるホテル・フィゲロアホテル。それほど古くはないようだが外観内装はクラシカルな欧州風というかスペイン風というかあまりロサンゼルスの街に馴染まない感じだった。結構大きな通りに面しているホテルだがエントランスの間口は狭くて気にしてないと見逃してしまうほど、、そのエントランスを抜けて表へ出るとすぐダウンタウンの喧噪に包まれまるで映画の1シーンの中に迷い込んだ感じがした。通横断歩道の脇には何人も物乞いがいて細い路地にはいつもパトカーが停まっている。想像するとおりのロサンゼルスの街が広がっている。毎朝、近所のスタバに集まりその日一日に予定を話し合ったりお腹が減るとショッピングモール地下のフードコートで何か食べたりまったく自由に街を歩き回った。目的がストーンズのライブなので無駄に観光に時間を取られることなく毎日シンプルに食べたり飲んだり移動したりを繰り返すことが楽しくてしょうがなかった。もしかしたらこの旅があったからこそいまだに海外に行くことに興味がつきないのかもしれない。